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資料1 医師確保計画を通じた医師偏在対策について (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25551.html
出典情報 地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(第4回 5/11)《厚生労働省》
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医師偏在指標

医療従事者の需給に関する検討会
第35回 医師需給分科会(令和2年8月31日)参考資料3

医師偏在指標は、医師偏在対策の推進において活用されるものであるが、指標の算定に当たっては、一定の仮定が必
要であり、また、入手できるデータの限界などにより指標の算定式に必ずしも全ての医師偏在の状況を表しうる要素を盛り
込めているものではない。
このため、医師偏在指標の活用に当たっては、医師の絶対的な充足状況を示すものではなく、あくまでも相対的な偏在
の状況を表すものであるという性質を十分に理解した上で、数値を絶対的な基準として取り扱うことや機械的な運用を行
うことのないよう十分に留意したうえで、活用する必要がある。

• 医師数は、性別ごとに20歳代、30歳代・・・60歳代、70歳以上に区分して平均労働時間の違いを用いて調整する。
• 従来の人口10万人対医師数をベースに、地域ごとに性年齢階級による受療率の違いを調整する。
医師偏在指標 =

標準化医師数
地域の人口 ÷ 10万 × 地域の標準化受療率比(※1)

標準化医師数 = σ 性年齢階級別医師数 ×

性年齢階級別平均労働時間
全医師の平均労働時間

地域の標準化受療率比(※1) = 地域の期待受療率(※2)÷ 全国の期待受療率
地域の期待受療率(※2)



Σ(全国の性年齢階級別受療率×地域の性年齢階級別人口)
地域の人口

(出典)性年齢階級別医師数:平成28年医師・歯科医師・薬剤師調査
平均労働時間:「医師の勤務実態及び働き方の意向等に関する調査」(平成28年度厚生労働科学特別研究「医師の勤務実態及び働き方の意
向等に関する調査研究」研究班)
性年齢階級別受療率:平成26年患者調査 及び 平成27年住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査
人口:平成29年住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査

※患者流出入は、流出入発生後のデータ(診療行為発生地ベース)を分母で用いることにより、加味している(平成26年患者調査より)

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