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【資料4-2】令和8年度診療報酬改定の基本方針(骨子案) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66117.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第204回 11/20)《厚生労働省》
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による労働環境の改善、医療 DX やタスクシフト・シェア等の医療従事者の業
務負担軽減の更なる推進が必要である。

(医療の高度化や医療 DX、イノベーションの推進等による、安心・安全で質の
高い医療の実現)
○ 安心・安全で質の高い医療の実現のため、医療技術の進歩や高度化を国民に
還元するとともに、ドラッグ/デバイス・ラグ/ロスへの対応が求められてい
る。また、デジタル化された医療情報の積極的な利活用を促進することや、医
療現場において AI・ICT 等を活用し、更なる医療 DX を進めていくことが、個
人の健康増進に寄与するとともに、より効果的・効率的かつ安心・安全で質の
高い医療を実現していくために重要である。
○ 医療分野のイノベーションの推進により創薬力・開発力を維持・強化すると
ともに、革新的医薬品を含めた必要な医薬品・医療機器等を国民に安定的に供
給し続けるための生産供給体制の構築等の取組を通じて、医療と経済の発展
を両立させ、安心・安全な暮らしを実現することが重要である。

(社会保障制度の安定性・持続可能性の確保、経済・財政との調和)
○ 制度の安定性・持続可能性を確保しつつ国民皆保険を堅持し、次世代に継承
するためには、経済・財政との調和を図りつつ、限られた人材の中で、より効
率的・効果的な医療政策を実現するとともに、国民の制度に対する納得感を高
めることが不可欠である。
○ そのためには、
「経済財政運営と改革の基本方針 2025」や「新しい資本主義
のグランドデザイン及び実行計画 2025 年改訂版」等を踏まえつつ、更なる適
正化、医療資源の効率的・重点的な配分、医療分野におけるイノベーションの
評価等を通じた経済成長への貢献を図ることが必要である。
2.改定の基本的視点と具体的方向性
(1)物価や賃金、人手不足等の医療機関等を取りまく環境の変化への対応【重
点課題】
(基本的視点)
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