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総-3個別事項について(その6)入院から外来への移行 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65672.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第625回 11/7)《厚生労働省》
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入院での周術期管理を行う必要性が特に高い具体的な理由
○ 「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満)」及び「水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その
他のもの)」を「臨床上、入院での周術期管理を行う必要性が特に高い具体的な理由」としては、以下のような回答がみられた。
○ 「水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの)」について、「原則、局所麻酔で実施している」と回答した医療
機関が全身麻酔により行う理由としては、「臨床上、局所麻酔での実施が困難であるため」が最多であり、その具体的な理由とし
ては「認知症により安静を保つことが困難」といった回答が多くみられた。
手術

臨床上、入院での周術期管理を行う必要性が特に高い具体的な理由

内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術
(長径2センチメートル未満)

○以下に掲げる理由により、出血リスクの高い症例
・切除面の広い症例
・病変数が多い症例
・抗血栓薬又は抗凝固薬内服中の症例
・心疾患や悪性腫瘍の既往のある症例
・高齢症例
○全身状態が不良な症例
○術後合併症が生じた症例

水晶体再建術
(眼内レンズを挿入する場合)
(その他のもの)

○全身麻酔を行う必要性が高い症例
○チン小帯が脆弱な症例等、追加的に緊急手術を必要性が生じる可能性が高い症例
○両側の手術を行う症例、手術反対側を失明している症例
○全身状態が不良な症例
○術後合併症が生じた症例

水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの)

全身麻酔/局所麻酔の状況

全身麻酔により手術を行う理由
79.61%

臨床上、局所麻酔での実施が困難であるため

0.4%

0%

47.6%

1.2%

20%

48.0%

40%

全例、全身麻酔で実施している
原則、局所麻酔で実施している
その他

60%

80%

2.80%
100%

原則、全身麻酔で実施している
全例、局所麻酔で実施している

32.89%

患者から全身麻酔での実施を求められるため
全身麻酔の手術件数が要件となる施設基準を満たすため

0.66%

その他
0.00%

9.87%
20.00%

認知症により安静を保つことが困難
(123件/201件※)
40.00%

60.00%

80.00% 100.00%

出典:令和7年度入院・外来医療等における実態調査 (施設調査票(A票、B票))
※ 「臨床上、局所麻酔での実施が困難であるため」と回答した医療機関における、局所麻酔での手術が困難な理由についての回答(自由記述)を事務
局において集計

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