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【資料1-1】流通コストの上昇について (2 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65611.html |
| 出典情報 | 医療用医薬品の流通改善に関する懇談会(第40回 11/5)《厚生労働省》 |
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1
経緯
○ 第39回流改懇(令和7年6月20日)において多くの構成員から仕切価率・納入価率について以下の
ようなご意見をいただいたため、今後の流改懇において業界団体の協力を得ながら実態を把握する
ことになった。
(構成員の主なご意見)
・仕切価率・納入価率が上昇傾向にあること
・取引価格が薬価を超えた状況(いわゆる「逆ザヤ」)が増えていること
・仕切価の時点で既に逆ザヤとなっているものが増えている
その後、第235回中央社会保険医療協議会(以下「中医協」という。)薬価専門部会(令和7年6月25
日開催)においても委員から納入価格の逆ザヤ品目が増えていることを懸念する意見が出されたた
め、流改懇で把握した実態等を中医協にも報告することが求められている。
○ 第238回中医協薬価専門部会(令和7年9月17日開催)での業界意見陳述において、一般社団法
人 日本医薬品卸売業連合会(以下「卸連」という)から、昨今の物価高騰により流通コストが上昇して
おり、低薬価品が多い後発医薬品や長期収載品の取引において流通不採算が生じている旨の陳述が
あった。
以上の経緯から、
○ 今回、物価高騰による流通コスト(※「卸の仕入原価と販売管理費」以下同じ。)の推移・傾向、それに伴う卸
の流通不採算の状況や納入価の逆ザヤの状況を把握し、流通コストも含めた全体像を可視化することとした。
○
卸連を含めた業界からの意見陳述を踏まえた診療報酬等の議論は、中医協にて議論されていくことになるが、流
改懇では、流通不採算や逆ザヤが発生している現状を鑑みて、それ以外の対応策を流通改善ガイドラインを基軸
にして模索し、議論していく必要があると考える。
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経緯
○ 第39回流改懇(令和7年6月20日)において多くの構成員から仕切価率・納入価率について以下の
ようなご意見をいただいたため、今後の流改懇において業界団体の協力を得ながら実態を把握する
ことになった。
(構成員の主なご意見)
・仕切価率・納入価率が上昇傾向にあること
・取引価格が薬価を超えた状況(いわゆる「逆ザヤ」)が増えていること
・仕切価の時点で既に逆ザヤとなっているものが増えている
その後、第235回中央社会保険医療協議会(以下「中医協」という。)薬価専門部会(令和7年6月25
日開催)においても委員から納入価格の逆ザヤ品目が増えていることを懸念する意見が出されたた
め、流改懇で把握した実態等を中医協にも報告することが求められている。
○ 第238回中医協薬価専門部会(令和7年9月17日開催)での業界意見陳述において、一般社団法
人 日本医薬品卸売業連合会(以下「卸連」という)から、昨今の物価高騰により流通コストが上昇して
おり、低薬価品が多い後発医薬品や長期収載品の取引において流通不採算が生じている旨の陳述が
あった。
以上の経緯から、
○ 今回、物価高騰による流通コスト(※「卸の仕入原価と販売管理費」以下同じ。)の推移・傾向、それに伴う卸
の流通不採算の状況や納入価の逆ザヤの状況を把握し、流通コストも含めた全体像を可視化することとした。
○
卸連を含めた業界からの意見陳述を踏まえた診療報酬等の議論は、中医協にて議論されていくことになるが、流
改懇では、流通不採算や逆ザヤが発生している現状を鑑みて、それ以外の対応策を流通改善ガイドラインを基軸
にして模索し、議論していく必要があると考える。
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