よむ、つかう、まなぶ。
【資料1-1】流通コストの上昇について (16 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65611.html |
| 出典情報 | 医療用医薬品の流通改善に関する懇談会(第40回 11/5)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
4.まとめと今後の対応の方向性①
(まとめ)
○ 後発医薬品、長期収載品を可視化したところ、いずれも流通不採算と逆ザヤの状況が確認された。
○ 流通コスト(メーカー仕切価率含む)及び卸の流通不採算と逆ザヤの状況は、いずれも上昇傾向にあることが確認された。
この結果を踏まえ、流改懇では、流通改善ガイドラインを基軸にして
考える対応策を検討していくこととしてはどうか?
(今後の対応の方向性)
1.流通コストを意識した適正な流通取引が行われるための環境を整備
○ 製薬企業と卸の間の流通取引及び卸と医療機関・薬局との間の流通取引において、取引条件と同様に流通コストも踏
まえた取引が行われるような環境を整備する必要がある。そのため、メーカーの仕切価設定と割戻し等のあり方におい
て、流通コストの意識醸成を図るという観点から、流通改善ガイドラインに「流通コスト」という表現を明記すること等を
検討する。
(主なGL改訂の方向性(案))
・メーカーが価格を設定する際に個々の医薬品の流通に必要な経費を意識することを明記
・メーカーが価格設定に必要な情報を取引先の卸売業者から収集する旨を明記
・卸売業者は、医療機関・薬局との価格交渉の実情を踏まえ必要な情報をメーカーに提供する旨を明記
○ 医薬品卸は、物価高騰により流通コストが上昇するインフレ基調下でも、継続した医薬品の安定供給を確保しなけれ
ばならないため、流通の効率化、災害時及び医薬品の供給不足時に備えた持続可能な安定供給体制基盤の整備など、
医薬品卸に求められる役割を整理した上で見える化、明確化を図る。
16
(まとめ)
○ 後発医薬品、長期収載品を可視化したところ、いずれも流通不採算と逆ザヤの状況が確認された。
○ 流通コスト(メーカー仕切価率含む)及び卸の流通不採算と逆ザヤの状況は、いずれも上昇傾向にあることが確認された。
この結果を踏まえ、流改懇では、流通改善ガイドラインを基軸にして
考える対応策を検討していくこととしてはどうか?
(今後の対応の方向性)
1.流通コストを意識した適正な流通取引が行われるための環境を整備
○ 製薬企業と卸の間の流通取引及び卸と医療機関・薬局との間の流通取引において、取引条件と同様に流通コストも踏
まえた取引が行われるような環境を整備する必要がある。そのため、メーカーの仕切価設定と割戻し等のあり方におい
て、流通コストの意識醸成を図るという観点から、流通改善ガイドラインに「流通コスト」という表現を明記すること等を
検討する。
(主なGL改訂の方向性(案))
・メーカーが価格を設定する際に個々の医薬品の流通に必要な経費を意識することを明記
・メーカーが価格設定に必要な情報を取引先の卸売業者から収集する旨を明記
・卸売業者は、医療機関・薬局との価格交渉の実情を踏まえ必要な情報をメーカーに提供する旨を明記
○ 医薬品卸は、物価高騰により流通コストが上昇するインフレ基調下でも、継続した医薬品の安定供給を確保しなけれ
ばならないため、流通の効率化、災害時及び医薬品の供給不足時に備えた持続可能な安定供給体制基盤の整備など、
医薬品卸に求められる役割を整理した上で見える化、明確化を図る。
16