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【参考資料2-2】 第119回社会保障審議会医療部会(令和7年10月3日開催)における主な御意見 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65085.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第201回 10/23)《厚生労働省》
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これまでの地域での実績を無視して新制度を作ることがないようにすべき。


新しい地域医療構想は、2040 年を見据え、高齢者の急性期について、包括期・医療
機関機能として高齢者救急が強く打ち出されている。「治し支える医療」という言葉は
あるが、高齢者急性期について記載するべき。



2040 年を見据えた医療機能の分化・連携は、新たな地域医療構想の検討につながる
ものであると理解している。役割分担が重要であるが、現在の経営状況では、役割分担
することで医療機関が破綻し、結果として地域医療構想が進まない。変わろうとしてい
る病院の経営基盤を担保するような評価を考えるべき。



地域包括ケアの推進について、地方においては、高齢者が広域に分散し、効率的な訪
問診療・介護が難しいため、対応を検討すべき。



前回のトリプル改定でリハビリ・口腔・栄養の一体的推進が図られたところだが、不
十分。引き続き地域の医歯薬連携対応が進むようにすべき。

(安心・安全で質の高い医療の推進)


イノベーションの促進や医療 DX の果実を具体化する時期に来ている。大原則である
診療の質を担保しつつ、イノベーションにより人員配置基準、専従要件の緩和等も取り
上げるべき。



安心安全で質の高い医療の実現は、新たに発生するコストに対する補助が無ければ、
ICT 連携などの対応は不可能である。



人材確保が益々困難で、賃上げしてもいずれ人そのものが足りないことが想定される。
医療 DX の実証実験で、ある程度効果が示されたなら、診療報酬で強く後押しし、人員
配置要件の緩和等を大胆に進めるべき。



医療 DX の推進に際しては業務コストがかかるので、人員増員や院内 DX 化が必要と
なる。DX 推進による院内業務効率化のための設備投資や維持費用がコスト増部分はし
っかり支援してほしい。



医療 DX について、効率的で安心安全な医療提供のためには不可欠であり、多少コス
トがかかっても推進すべきだが、これにより医療機関の経営を圧迫しないよう、予算含
め、対応すべき。
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