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04資料1-2急性呼吸器感染症に関する特定感染症予防指針 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_64340.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第70回 10/7)《厚生労働省》
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査やその分析結果に基づき、流行中の急性呼吸器感染症の性状等
を把握するとともに、平時より、検出された病原体分離株の分析
を行うことで、急性呼吸器感染症の包括的なリスク評価を着実に
実施するべきである。
三 発生動向の調査結果の公開及び提供の強化
国、都道府県等及びJIHSは、個々の感染症に加え、令和七
年四月七日より開始した急性呼吸器感染症の発生動向の調査結果
を迅速に公開する。
また、JIHSは、蓄積された発生動向の情報を踏まえ、個々
の感染症に関するリスクを評価するとともに、当該評価等も踏ま
えて注意報・警報の基準等の必要性も含めた検討を行うこととす
る。
感染症の発生及びまん延の防止においては、国民一人一人が適
切な感染症の予防行動をとれるよう、国及びJIHSにおいては
全国及び地域別の発生動向を、都道府県等においては各地域にお
ける発生動向を、分かりやすく整理しホームページへ掲載するこ
と等により情報発信することが重要である。
さらに、医療関係者が、個々の感染症の発生動向を踏まえた診
断、検査試薬の選択の判断、検査キットや治療薬剤の発注等の目
安等に活用することができるよう、国、都道府県等及びJIHS
は、全国及び地域別の発生動向調査の結果を定期的に公表してい
く必要がある。
四 国際的な発生動向の把握
急性呼吸器感染症は、我が国のみならず世界中で発生し、地球
規模で流行する可能性を持つことから、我が国の対策をより一層
的確なものとするため、国及びJIHSは、国際的な急性呼吸器
感染症の発生動向を把握する。
第二 発生の予防及びまん延の防止
一 基本的考え方
急性呼吸器感染症の発生の予防及びまん延の防止においては、
せき

国民一人一人が手指衛生や咳エチケット等による感染症の予防に
取り組むことが重要であり、まん延防止に寄与する。このため、
国及び都道府県等は、医師会等の関係団体とともに、国民一人一
人が予防に取り組むことができるよう積極的に支援していくこと
が重要である。
二 集団感染の発生の防止及び対応の強化
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