よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 これまでの議論の整理を踏まえた検討の方向性について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63474.html
出典情報 有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会(第5回 9/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

これまでの議論の整理を踏まえた検討の方向性について
1.有料老人ホームの運営及びサービス提供のあり方
(ⅰ)有料老人ホームにおけるサービスの質の確保等

(高齢者住まいの役割)
◆ 養護・軽費老人ホームが受け入れるべき低所得高齢者を高齢者向け住まいで受け入れている実態があるのではないか、との指摘があった。
また、生活保護受給者の多くが有料老人ホームに入居しており、そうしたホームについては相対的に家賃・基本サービス費が低く、介護
度に関わらず区分支給限度額利用割合が高いという傾向が明らかになったところ。
➔様々な事情を抱えた方も安心して居住の場を選択できるようにするためには、どのような方策が考えられるか。
(有料老人ホームにおける介護・医療サービスの質の確保)
◆ 住宅型有料老人ホームのうち、要介護者の受入が可能で、介護サービスの提供体制を備えているホームは、入居者募集の段階から介護
サービスの提供を前提としたものもあり、入居者の介護サービスの選択や提供、質の確保に大きな影響を与える可能性があるため、特に
入居者保護の必要性が高いのではないかとのご意見があった。
➔こうしたホームに該当するか、自治体が適切に判断・把握できるために、どのような考え方や仕組みが必要と考えられるか。また、
介護保険施設(特定施設を含む)やサ高住との関係はどう整理されるべきか。



事業者がその判断により責任を持って質が担保された医療・介護サービスを提供できる場合には、過不足のないサービス提供がなされて
いるか、看取りに当たって心身の苦痛の緩和や本人の意思の尊重が十分なされているか、第三者的な立場で注視していく仕組みが必要で
はないか、とのご意見があった。
➔介護サービスについては第三者評価の仕組みを活用することが考えられるが、要介護者の入居している有料老人ホームにおいても、
入居者本位のケアが看取り期に至るまで確実に提供されることを担保するために、どのようにモニタリングすることが考えられるか。

1