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■令和8年度社会保障制度(診療報酬)の改定に係る要望説明資料 (8 ページ)

公開元URL https://www.dietitian.or.jp/news/information/2025/538.html
出典情報 令和8年度社会保障制度(診療報酬)の改定に係る要望書(7/2)《日本栄養士会》
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公益社団法人 日本栄養士会

要望Ⅳ
「がんの専門的知識を有する管理栄養士による入院栄養食事指導」の要件緩和
■がん化学療法を目的に入院した患者に対し、がんの専門的知識を有する管理栄養
士による入院栄養食事指導の時間要件の緩和を要望する
●がん診療連携拠点病院をはじめとした多くの医療機関では、がんの専門的知識を有する管理栄養士による、
専門性に基づいた栄養食事指導が外来・入院問わず実践されている4-3)4-4)
●現行制度では、外来化学療法を受ける患者が、がんの専門的知識を有する管理栄養士による外来栄養食事
指導(注3)を受けた場合、時間要件を問わず評価されているが入院栄養食事指導料では「初回30分以上もし
くは継続20分以上」の時間要件がある 【表5】
●がんの専門的知識を有する管理栄養士による栄養食事指導の有用性は広く示されている4-7) 。
その一方、化学療法を目的とした短期入院等では診療や検査が過密であるため要件を満たすことが難しく、
長時間の入院栄養食事指導は患者負担にもなり得る 【表5】

表5 がん患者における外来・入院栄養食事指導の比較

(公社)日本栄養士会医療職域にて作成

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