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■令和8年度社会保障制度(診療報酬)の改定に係る要望書 (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.dietitian.or.jp/news/information/2025/538.html |
出典情報 | 令和8年度社会保障制度(診療報酬)の改定に係る要望書(7/2)《日本栄養士会》 |
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2025 年 7 月 2 日
厚 生 労 働 省 保 険 局 長
鹿 沼
均
様
公益社団法人 日本栄養士会
代表理事会長 中 村 丁 次
令和 8 年度社会保障制度(診療報酬)の改定に係る要望書
我が国では、がん、糖尿病および心不全などといった慢性疾患の増加に加え、急速に進
行する高齢化と共に急増しているサルコペニア・フレイル、そして低栄養や摂食嚥下障害
を合併する者への対応などが大きな課題となっています。これらの課題に応じた適切な栄
養管理の必要性が医療現場で高まっており、適切な栄養管理は医療の質向上と患者の QOL
の維持増進につながるとされています。
このようなことから、高齢患者の摂食・嚥下機能に配慮した食事管理、入院時の患者の
病態・状態に応じたきめ細やかな栄養管理、がん化学療法中の栄養食事指導、さらに多疾
患併存患者への個別対応など、多様なニーズに応じた高度な栄養管理が求められています。
これら高度な栄養管理の中心を担うのが管理栄養士・栄養士であり、適切な栄養管理を
持続的かつ効果的に推進するためには、管理栄養士・栄養士の専門性に応じた処遇改善は
もとより、医療現場での役割に対する診療報酬上の適切な評価が不可欠です。
以上を踏まえ、令和 8 年度診療報酬改定において以下の 4 点について制度的対応を講じ
ていただきたく、要望いたします。
要 望 事 項 一 覧
1 管理栄養士・栄養士の処遇改善
2 入院時食事療養費の引上げと嚥下調整食の特別食加算適用
3 急性期一般入院料への「入院栄養管理体制加算」の拡充
4 がんの専門的知識を有する管理栄養士による入院栄養食事指導の要件緩和
厚 生 労 働 省 保 険 局 長
鹿 沼
均
様
公益社団法人 日本栄養士会
代表理事会長 中 村 丁 次
令和 8 年度社会保障制度(診療報酬)の改定に係る要望書
我が国では、がん、糖尿病および心不全などといった慢性疾患の増加に加え、急速に進
行する高齢化と共に急増しているサルコペニア・フレイル、そして低栄養や摂食嚥下障害
を合併する者への対応などが大きな課題となっています。これらの課題に応じた適切な栄
養管理の必要性が医療現場で高まっており、適切な栄養管理は医療の質向上と患者の QOL
の維持増進につながるとされています。
このようなことから、高齢患者の摂食・嚥下機能に配慮した食事管理、入院時の患者の
病態・状態に応じたきめ細やかな栄養管理、がん化学療法中の栄養食事指導、さらに多疾
患併存患者への個別対応など、多様なニーズに応じた高度な栄養管理が求められています。
これら高度な栄養管理の中心を担うのが管理栄養士・栄養士であり、適切な栄養管理を
持続的かつ効果的に推進するためには、管理栄養士・栄養士の専門性に応じた処遇改善は
もとより、医療現場での役割に対する診療報酬上の適切な評価が不可欠です。
以上を踏まえ、令和 8 年度診療報酬改定において以下の 4 点について制度的対応を講じ
ていただきたく、要望いたします。
要 望 事 項 一 覧
1 管理栄養士・栄養士の処遇改善
2 入院時食事療養費の引上げと嚥下調整食の特別食加算適用
3 急性期一般入院料への「入院栄養管理体制加算」の拡充
4 がんの専門的知識を有する管理栄養士による入院栄養食事指導の要件緩和