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資料1_第14回検討会の主なご意見 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59230.html
出典情報 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第15回 6/30)《厚生労働省》
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令和7年6月 30 日

第 15 回薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会

資料1

第 14 回検討会における主なご意見
議題2:認定薬局について
1. 健康サポート薬局も認定薬局も、一般の方にはほとんど知られていないという現状があ
る中で、今回、健康増進支援薬局として認定するということであれば、その機能をより
明確にしていかないと、違いが分かりにくいのではないか。
2. 健康サポート薬局と地域連携薬局の基準の在宅の項目について、健康サポート薬局の基
準では、過去1年に在宅患者に対する薬学的管理の実績が1回以上と対応しているかど
うか分からないような基準であり、基準から外せば手を挙げる薬局が増えると思う。地
域連携薬局は在宅に力を入れている薬局であり、平均月2回以上という基準を引き上げ
ないと、患者の立場から見て本当に力を入れて取り組んでいる薬局かわからないので、
差をつけてはどうかと思う。
3. 5ページの図で地域・拠点で確保すべき機能と、個々の薬局に必要な機能として、分か
りやすくなるように線引きをしているが、個々の薬局の機能について0か 100 かという
ことではなくて、実際にはグラデーションであると思っている。地域・拠点で確保すべ
き機能についても、各々の薬局が有している機能を地域に提供していくものであるとい
うのは言うまでもないことではないかと思っている。そして、これまでは、これらの機
能を単体の薬局という点の集まりで満たしてきたということだと思うが、今後、人口構
成の変化が起こり、医療資源の減少、医療ニーズの増加といった地域ごとの課題が出て
くるというところで、いかにこれらの機能を地域の医療資源全体、すなわち面で満たし
ていくのかという視点で捉えて、さらに全国津々浦々で地域住民が一定以上の薬剤サー
ビスが受けられるということ、そして、それは継続的に行われなければいけないという
観点で整理されたと考えている。
4. 全ての薬局が、来客する住民・患者に対する健康サポート機能や医療提供機能を有して
いるのは間違いない。そして、健康増進支援薬局、地域連携薬局は、広く地域住民に対
して、地域の行政、保険者、また地域の薬局を含む各種機関とのつながりを基に、それ
ぞれ健康や医療の地域における課題解決を行う機関だと思う。健康増進支援薬局は地域
の求める健康サポート機能を持ち合わせている薬局である、地域連携薬局は地域が求め
る医療提供を持ち合わせている薬局であることが、この課題解決により、役割・機能と
して明確化されることが重要であると思う。
5. 健康増進支援薬局、地域連携薬局の趣旨がしっかりと明確化されることが重要であり、
基準ばかり追い求めていくようなことがあってはならないと思う。
6. 基準については、個々の薬局が持つべき基本的な機能に加え、全ての薬局ではないけれ
ども、地域に必要とされる機能を重点的に規定すべきである。薬局単独での活動はもと
より、地域の行政、保険者、地域の薬局を含む各種機関と協力し合う体制となっている
ことが基準として求められるのではないか。
7. 健康増進支援薬局、地域連携薬局どちらも薬局としての基本的な機能は前提となるが、
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