補助金と診療報酬の両面からの対応を
日本医師会は、危機的状況を国民の皆様方に訴えるべく、 ３月12
日に６病院団体と合同記者会見を開催し、そこで合同声明を公表いた
しました。
賃金上昇と物価高騰には十分な原資が必要です。さらには医療の
質の向上のため医療技術の革新を伴う高度化・イノベーションへの対
応も必要です。
全産業では賃金等が上がっており、経済成長の果実を活用して、
補助金や診療報酬による機動的な対応も行わなければなりません。
著しく逼迫した経営状況を鑑みると、まずは補助金での早期の適切な対応が必要で
あり、さらに、診療報酬で安定的に財源を確保しなければなりません。

まずは令和６年度補正予算を早期に執行するとともに、
令和８年度診療報酬改定の前に期中改定も必要な状況であり、
補助金と診療報酬の両面から対応が必要である。

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