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資料14 2040年の産業構造・就業構造推計について(武藤議員提出資料) (10 ページ)

公開元URL https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2025/0526agenda.html
出典情報 経済財政諮問会議(第6回 5/26)《内閣府》
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(参考)「2040年に向けたシナリオ」の定量化

産業構造・投資・輸出入

ベースケース

 産業構造は、ベースケースでは、変化がないことによって、問題が生じる。
新機軸ケースでは、3つの変化に対応することが必要。

③エッセンシャルサービス業(観光(飲食・

新機軸ケース

①製造業
 過去30年と同様、物量・品質
勝負を続け、生産性は一定程度
上昇するが、雇用は増えない。

②情報通信業・専門サービス業等
 過去30年の加速トレンドに沿っ
てサービス輸入が拡大し、生産
性向上が乏しく、雇用も減少。

①製造業

②情報通信業・専門サービス業等

③エッセンシャルサービス業

 GX・フロンティア技術による
差別化や、DXやメンテナンス
等のサービス化等によって高付
加価値化
(物量・品質勝負だけでない、
新需要創出による高付加価値化
で世界と勝負)。
 生産額・輸出額を拡大させ、賃
金は全産業平均程度に上昇。
 雇用は、構成変化して増加(情
報処理技術者等が増加、生産工
程従事者はほぼ横ばい)。

 フロンティア技術等による新需
要開拓(製造業の高付加価値化、
サービス業の省力化等)で新た
な付加価値を創出。
 生産額・輸出額を拡大させ、各
産業への中間投入に必要な輸入
も増加する中、付加価値も増加
する。
 雇用は、構成変化(情報処理技
術者等の質が向上)し、他産業
を上回る賃金水準に。

 インバウンド等の高付加価値化と、
省力化・デジタル化で、生産性向上。
 賃金は他産業に追いつくように上昇
し、個人消費による内需拡大の主要
部分を担う。
 雇用は、省力化・デジタル化を使い
こなすアドバンスト・エッセンシャ
ルワーカー(情報処理技術者等が増
加、サービス従事者は人数は増加し
ないが多能工化等で質が向上)とし
て、中間層の受け皿となる。

(社会を変革する製造業X(エックス))

(製造・サービス新需要で成長産業化)

宿泊業)、小売・卸売、医療・介護、運輸、建設等)

 過去30年と同様、省力化・デジタル
化が不十分。人手不足の中で、生産
性低迷で供給が需要に追いつかない。
(アドバンスト・エッセンシャルサービス業)

 民間の国内投資は、次世代投資(研究開発、ソフトウェア・省力化投資)が拡大していく。
 財・サービス輸出入は、鉱業(資源エネルギー等)と製造業に加え、情報通信・専門サービス業が拡大していく。 9