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資料1_大学・大学病院の魅力向上・人材確保のための調査・研究(熊ノ郷委員提出資料) (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/124/mext_00020.html |
出典情報 | 今後の医学教育の在り方に関する検討会(令和5年度第14回 5/21)《文部科学省》 |
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まとめ
○ 医学系研究科博士課程の進学者数は概ね横ばいであり、医師養成数が増加している中で、留
学生数が増加している。
○ 標準修業年限での学位取得率は入学者数に対して50%を切っており、特に臨床医学系で小さい
ことから診療エフォートの増加により十分な研究時間を確保できていないことが原因と考えられる。一
方で、社会人大学院生が増加していることも、標準修業年限での学位取得率が低下した要因として
考えられる。なお、15大学で学位請求論文による学位審査を認めており、近年論文雑誌の審査に
時間を要することを踏まえた配慮がなされているものと思料される。
○ 大学では手当の増額や研究の労働時間への計上など、研究に専念できる環境整備に取り組んで
いるが、医学生だけでなく、大学病院に勤務する医師も大学院進学や学位、研究に魅力を感じてい
ないという回答が多かった。
○ また、勤務先については、労働環境や処遇の観点から、大学病院以外の医療機関を選択したいと
考えている医師、医学生が多く、大学院生の確保だけでなく、大学・大学病院の魅力を高め、人材
確保に取り組む必要がある。
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○ 医学系研究科博士課程の進学者数は概ね横ばいであり、医師養成数が増加している中で、留
学生数が増加している。
○ 標準修業年限での学位取得率は入学者数に対して50%を切っており、特に臨床医学系で小さい
ことから診療エフォートの増加により十分な研究時間を確保できていないことが原因と考えられる。一
方で、社会人大学院生が増加していることも、標準修業年限での学位取得率が低下した要因として
考えられる。なお、15大学で学位請求論文による学位審査を認めており、近年論文雑誌の審査に
時間を要することを踏まえた配慮がなされているものと思料される。
○ 大学では手当の増額や研究の労働時間への計上など、研究に専念できる環境整備に取り組んで
いるが、医学生だけでなく、大学病院に勤務する医師も大学院進学や学位、研究に魅力を感じてい
ないという回答が多かった。
○ また、勤務先については、労働環境や処遇の観点から、大学病院以外の医療機関を選択したいと
考えている医師、医学生が多く、大学院生の確保だけでなく、大学・大学病院の魅力を高め、人材
確保に取り組む必要がある。
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