よむ、つかう、まなぶ。
【資料4】高尾参考人提出資料 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57735.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第6回 5/12)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
はじめに
614.8万人の精神障害者のうち、外来で診療を受けている患者は586.1万人(全体の95%)。
精神科診療所は国民にとってもはや必要不可欠な「社会インフラ」である。
精神医療の治療ゴールが症状改善から社会寛解・リカバリーに広がり、心理的支援やソーシャ
ル的支援、地域の政策医療への参画、精神科救急体制への協力、かかりつけ精神科医機能、初
診待機解消等、診療所に期待する役割がより重要化している。
しかし、現状の診療所は医師外来診察(通院精神療法)だけに依存した脆弱な経営構造である
ことから、結果的に医師資源を外来診察のみに縛りつける結果を招いており、上述の社会的要
請に幅広く応需できていないと考えられる。
外来機能を保持しながら、多様な要請に応えるためには、看護師、精神保健福祉士、公認心理
師、作業療法士など多職種が外来診療場面で直接的に支援・補助する機能を持つことが重要に
なる。
当法人が実践しているボランタリー対応(持ち出し業務)を中心に取り組みを紹介する。
4
614.8万人の精神障害者のうち、外来で診療を受けている患者は586.1万人(全体の95%)。
精神科診療所は国民にとってもはや必要不可欠な「社会インフラ」である。
精神医療の治療ゴールが症状改善から社会寛解・リカバリーに広がり、心理的支援やソーシャ
ル的支援、地域の政策医療への参画、精神科救急体制への協力、かかりつけ精神科医機能、初
診待機解消等、診療所に期待する役割がより重要化している。
しかし、現状の診療所は医師外来診察(通院精神療法)だけに依存した脆弱な経営構造である
ことから、結果的に医師資源を外来診察のみに縛りつける結果を招いており、上述の社会的要
請に幅広く応需できていないと考えられる。
外来機能を保持しながら、多様な要請に応えるためには、看護師、精神保健福祉士、公認心理
師、作業療法士など多職種が外来診療場面で直接的に支援・補助する機能を持つことが重要に
なる。
当法人が実践しているボランタリー対応(持ち出し業務)を中心に取り組みを紹介する。
4