よむ、つかう、まなぶ。
【資料4】高尾参考人提出資料 (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_57735.html |
出典情報 | 精神保健医療福祉の今後の施策推進に関する検討会(第6回 5/12)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
⑤ 今後の外来精神医療体制について
外来精神医療の機能を役割別に整理する。
1)多機能型診療所で拠点かかりつけ機能を有する「拠点連携外来」
• 外来に看護師・精神保健福祉士等を専任配置し、連携力と外来対応力を強化し、地域・他科
からの受診応需ルート、早期診療体制をもつ診療所が行う。
• 連携協定を結んだ病院とのネットワークで円滑な入院連携を行う。
• 小規模診療所からの紹介案件に応需する。
• 早期診療体制充実加算の算定要件ハードルの設定の『妙』が鍵
2)小規模診療所で外来診察に限定して行われる「通常外来」
• 現行の小規模精神科診療所で提供される外来
• 外来診察・訪問診療に限定特化して医療提供
• 地域ケア・多職種支援が重要な症例は多機能型診療所へ紹介
拠点連携外来だけでは約600万人の精神障害者診療を支えきれず、地域では重要な機能。
一部の医療機関において精神科未経験医師を精神疾患の診療にあたらせているのが確認されている。
国民に安全で適切な精神科医療を提供できていない重大な懸念があり、今後の外来医療体制構築の
ための検討課題とすべき。
13
外来精神医療の機能を役割別に整理する。
1)多機能型診療所で拠点かかりつけ機能を有する「拠点連携外来」
• 外来に看護師・精神保健福祉士等を専任配置し、連携力と外来対応力を強化し、地域・他科
からの受診応需ルート、早期診療体制をもつ診療所が行う。
• 連携協定を結んだ病院とのネットワークで円滑な入院連携を行う。
• 小規模診療所からの紹介案件に応需する。
• 早期診療体制充実加算の算定要件ハードルの設定の『妙』が鍵
2)小規模診療所で外来診察に限定して行われる「通常外来」
• 現行の小規模精神科診療所で提供される外来
• 外来診察・訪問診療に限定特化して医療提供
• 地域ケア・多職種支援が重要な症例は多機能型診療所へ紹介
拠点連携外来だけでは約600万人の精神障害者診療を支えきれず、地域では重要な機能。
一部の医療機関において精神科未経験医師を精神疾患の診療にあたらせているのが確認されている。
国民に安全で適切な精神科医療を提供できていない重大な懸念があり、今後の外来医療体制構築の
ための検討課題とすべき。
13