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ピロリ菌除菌者での初発胃がんリスク診断に成功 胃の細胞に溜まったエピゲノム異常で正確にリスク判定できることを確認 実用化に向け検討を開始 (7 ページ)

公開元URL https://www.ncc.go.jp/jp/information/researchtopics/2025/0416/20250416.pdf
出典情報 ピロリ菌除菌者での初発胃がんリスク診断に成功(4/16)《国立がん研究センター、星薬科大学》
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【本研究への支援】
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 革新的がん医療実用化研究事業
「ピロリ菌除菌後健康人を対象とした世界初エピゲノム発がんリスク診断の実用化(JP23ck0106804,
JP20ck0106552, JP17ck0106267, JP15ck0106023)」
【用語の解説】
*1DNA メチル化異常
DNA メチル化自体は遺伝子のスイッチオン・オフを決めている生理的なメカニズム(エピゲノム制御)で
す。しかし、そのオン・オフの状態が異常になることがあり、その異常は一度おこると通常はもとには戻ら
ないことが知られています。この DNA メチル化異常によりがん抑制遺伝子(細胞増殖を抑えてがん化を
抑制する遺伝子)の機能がなくなることが、がん化に重要であると知られています。
*2DNA メチル化異常の蓄積
一つの細胞の中に DNA メチル化異常により不活化される遺伝子は沢山あります。また、正常な組織に
は沢山の正常な細胞があります。これら、沢山の正常な細胞の中のごく少数の遺伝子に異常がおきて
も、組織全体としては何の変化もおきません。しかし、その小さな異常が蓄積することで、細胞の機能を
変化させ、がん化に繋がることになります。がん化に繋がるようなことが起きる前の、少量の蓄積を測定
することで、発がんリスクが測定できます。
【報道関係からのお問い合わせ先】
研究に関するお問い合わせ先
星薬科大学
〒142-8501 東京都品川区荏原 2-4-41
学長 牛島俊和
E メール:tushijima142@hoshi.ac.jp 電話番号: 03-5498-5838 (学長室)
国立研究開発法人国立がん研究センター
中央病院 内視鏡科 医長 阿部清一郎
E メール:seabe@ncc.go.jp
機関窓口
星薬科大学
総務部
E メール:somu@hoshi.ac.jp 電話番号:03-5498-5978 (総務部)
国立研究開発法人国立がん研究センター
企画戦略局 広報企画室
E メール:ncc-admin@ncc.go.jp 電話番号:03-3542-2511 (代表)

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