よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 デジタル行財政改革のこれまでの取組等について (4 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_gyozaikaikaku/kaigi5/gijishidai5.html
出典情報 デジタル行財政改革会議(第5回 4/22)《内閣官房》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(参考)教育分野のDXの前提となる業務・制度・システムの実態把握の実施


校務DXの検討に当たっては、学校現場の実態調査を実施(令和5年11~12月実施)(内閣官房デジタル行財政改革会議事務
局及び文部科学省の連携の下、総務省行政評価局の協力を得て実施)。



複数の学校に協力いただき、教師の「1日の動き」を丹念に整理することで、業務フローをできる限り正確に把握。



現場が直面する課題の原因を制度面・システム面から掘り下げて分析し、現場の声も踏まえてボトルネックの解消策を検討。

 DXを実施する際には業務・制度・システムの実態を把握することが重要。
複数の学校の教師へのヒアリングで把握した事例
例)教師の1日の業務フロー
7:00頃

出勤
各種事務連絡の確認
校内打合せ

考えられる原因

児童の出欠確認方法が、自治体によってバラバラ
 保護者から電話で出欠連絡
 電話対応が教員の負担に
 出欠情報は校務支援システムに手入力

A市

【制度・ルール】


児童の登校見守り
8:15頃

児童の出欠確認

8:40~

授業

手入力

12:25~ 給食・昼休み・清掃
13:50~ 授業

15:00~ ワークシートの採点
校務支援システムへの
出欠情報等の入力
保護者への電話連絡
退勤

B市

【システム】


校務支援システムがオンプレ
ミスであり、職員室に固定さ
れた端末でしか使用すること
ができない



クラウドツール等から校務支
援システムへのデータ連携の
仕様などが決まっていない

【教室】

14:40~ 児童の下校見守り

翌日の授業準備

 保護者からクラウドサービス等で出欠連絡
 教員は端末で出欠連絡を確認
 出欠情報は校務支援システムに手入力

手入力

 保護者からクラウドサービス等で出欠連絡
C市
 教員は端末で出欠連絡を確認
 出欠情報はクラウドサービス等から校務支援
システムに自動で反映

教育委員会がクラウドツール
活用のためのルールを定めて
いない(情報セキュリティポ
リシーが未策定)

現場の声も踏まえて、

【職員室】
自動

必要な対応・DXを実施

3