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資料2_地域における薬局・薬剤師のあり方について (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39614.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬局・薬剤師の機能強化等に関する検討会(第4回 4/22)《厚生労働省》
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在宅医療において薬局に期待される主な役割
① 医薬品・医療機器・衛生材料の提供体制の構築

③ 急変時の対応
➢ 24時間対応体制

➢ 多数の医薬品の備蓄
➢ 患者の状態に応じた調剤(一包化、簡易懸濁法、無菌調剤等)
➢ 医療用麻薬の調剤及び管理(廃棄含む)
➢ 医療機器・衛生材料の提供

② 薬物療法の提供及び薬物療法に関する情報の多職種での共有・連携
➢ 服薬指導・支援、薬剤服用歴管理(薬の飲み合わせの等の確認)

④ ターミナルケアへの関わり
➢ 医療用麻薬の調剤及び管理(廃棄含む)

➢ 服薬状況と副作用等のモニタリング、残薬の管理
➢ 入院時及び退院時の薬物療法に関する情報の共有
➢ 在宅医への処方提案
「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体制について」(令和5年3月31日医政局地域医療計画課長通知(令和5年6月29日一部改正)) (抜粋)
④ 訪問薬剤管理指導
(略)薬局には、医薬品、医療機器等の提供体制の構築や患者の服薬情報の一元的・継続的な把握とそれに基づく薬学的管理・指導、薬物療法に
関する情報の共有をはじめとした多職種との連携、夜間・休日を含む急変時の対応等が求められている。薬剤師の関与により、薬物有害事象への対
処や服薬状況の改善が見込まれ、在宅医療の質の向上につながることから、薬剤師の果たす役割は大きい。
高度な薬学管理等を充実させ、多様な病態の患者への対応やターミナルケアへの参画等を推進するため、麻薬調剤や無菌製剤処理、小児への訪問
薬剤管理指導、24時間対応が可能な薬局の整備が必要である。そのため、地域医療介護総合確保基金等を活用し、医療機関等と連携して行われる
研修や、カンファレンス等への参加を通じて、在宅医療に関わる薬剤師の資質向上を図ることが重要である。また、都道府県の薬務主管課と医務主
管課が連携し、地方薬事審議会等を活用して、麻薬調剤や無菌製剤処理等の高度な薬学管理が可能な薬局の整備状況や実績について把握・分析を行
い、在宅医療に必要な医薬品等の提供体制を構築することが求められている。
第5回在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(令和4年7月28日)の資料を元に医薬局総務課で作成

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