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参考資料2 介護福祉士国家試験の検証に資するデータの分析報告書 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38935.html
出典情報 外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会(第6回 3/22)《厚生労働省》
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パートごとの合格基準については、様々な方法が考えられるが、パート間
の難易度差があること、また運営面の負担も考慮し、全体の合格基準点に対
し全科目を受験した受験者の平均得点の比率で按分することにより、合格基
準を設けることが適切である。



なお、再受験時の合否判定については、パートごとに行うとともに、受験
したパートが複数ある場合には、受験した全パートの総得点や前回合格した
パートを除いた部分の総得点等でも行うことが望ましい。



以上を踏まえ、合格基準として、以下のとおり提言する。
【提言】
合格基準及び難易度補正の考え方においては、合格基準の見直しにより
万が一にも合否の判定に誤りがあってはならず、運営の視点からも複雑す
ぎないものとする必要性を考慮すべき。
全科目に対する合格基準を見直す必要はなく、現行と同様に、問題の総
得点の6割程度を基準として問題の難易度で補正した点数以上かつ試験
科目群すべてにおいて得点があることを合格基準とすべき。
パートごとの合格基準は、全体の合格基準点に対し全科目を受験した受
験者の平均得点の比率で按分することにより、合格基準を設けることが望
ましい。



運営面への配慮



パート合格の導入により、試験当日の運営業務の見直しも必要となるが、
運営業務の見直しにより、国家試験当日の受験者に著しい混乱が生ずること
は避ける必要がある。



導入にあたっては、社会福祉士及び介護福祉士法に基づく指定試験機関と
して国家試験を運営する試験センターと十分な調整を行うことが不可欠で
ある。



以上を踏まえ、運営面への配慮として、以下のとおり提言する。

【提言】
導入にあたっては、試験センターと十分な調整を行うこと。
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