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資料3 検討を要する福祉用具の種目について (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38517.html
出典情報 介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会(令和5年度第1回 3/13)《厚生労働省》
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検討の視点

構成員の意見

提案の概要

図表18 機器に対する利用者満足度評価の得点平均<調査票5-問1(1)~(5)>(n=8)
【有効性】
3.5
○実証データを示している。 1.機器の大きさ
・対象 ・方法
2.機器の調整しやすさ
3.8
・指標 ・結果
3.機器の安全性
4.0
・結果に基づいた提案と
4.機器の耐久性
なっている。
4.0
※機能訓練の効果について
5.機器の使いやすさ
3.4
は、心身機能に関する効果
6.機器の有効性
3.9
のみではなく、活動や参加
に資するものを示している
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
※QUEST福祉用具満足度評価を参考に評価
こと。
※各項目1~5点で評価し、点数が高いほど、満足度は高い。
※無回答が1件あり、本図表の得点平均n数は8を用いている。

図表19

満足している理由・満足していない理由【自由記述】<調査票5-問2>(n=8)

満足している理由

●使用していて特に困ることもないです。
●服薬記録が確認できるため評価しやすい。飲み忘れが少なくなりありがたいです。アナウンス音は耳の遠い人でも最大音量で聞
こえる。

●何度も同じ薬を飲むことがなくなったと思う
●以前は飲み忘れや重複して飲むことが多かったがそれが改善された
満足していない理由
●配薬セットした後に本当にちゃんと作動してくれるのか毎回不安になる。コンセントを抜くと情報リセットされるため困る。1週間分
の配薬でも9つ箱を入れておかないといけないため混乱(配薬する側)してしまう。鍵保管用の袋があると助かる。箱(ケース)に
曜日を貼るシールがあると助かる。
●満足していない項目はありません。
●まだ飲み忘れは1週間の内1.2あることがある
●直接触ったりしていないので分からない。ケースの色が薄いので分かりにくい。はっきりした色のほうが分かりやすい。上のフタが透
明だと印字したものが分かりやすいと思う。
●ご本人はセットに慣れておられますが、精神面での音や声に不快と話されてました。

(2)介助者感想
機器を使用して良かったこととしては、「飲み忘れが改善したと
感じる」が63%と最多であり、次いで「薬を重複して飲んでしま
うことが改善したと感じる」、「服薬量の間違いが改善したと感じ
る」が25%であった。(図表20)
また、その理由としては、「飲み忘れが改善したと感じる」と答
えた人のうち、「飲むべき時に薬を飲むことに本人が気づけるよう
になった」と答えた人が80%、「飲むべき時に飲むべき薬を適切
に手に取ることができるようになった」と答えた人がが40%で
あった。加えて、「重複して飲んでしまうことが改善したと感じ
る」、「服薬量の間違いが改善したと感じる」と答えた人において
は、すべての人が「飲むべき時に飲むべき薬の種類・薬を適切に手
に取ることができるようになった」と答えた。(図表21)
機器を使用して困ったこととしては、「特になし」と答えた人が
88%と最多であり、「その他」と答えた人が22%であった。「そ
の他」の意見としては、「利用には本人の認知度や家族の理解が必
要と感じました。」といった意見があった。(図表22)



介助者の感想にある「利用には本人の認知度や家
族の理解が必要と感じました。」という意見は、介
助者が適正に薬をセットしたとしても、実際の服用
の場面で間違えてしまう可能性があるということで
はないか。

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