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資料1 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-idou_127797.html
出典情報 医道審議会 保健師助産師看護師分科会(3/8)《厚生労働省》
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論点1

論点に係る調査等のまとめと対応案
入学前の就業経験について

・看護師養成所2年課程(通信制)の入学生は「働きながら学ぶことができる」ことから、通信制を選択する者が多く、
40代、実務経験10年以上の者が多く、最長期の就労場所は、病院・診療所の医療機関が最も多かった。
・就業経験5年(5年以上7年未満)と7年(7年以上10年未満)の准看護師について、看護技術71項目すべてにお
いて看護技術経験の違いに有意差は見られなかった。

・前回改定において、准看護師としてのこれまでの就業形態、就業場所、就業日数・時間について総合的に確認するこ
とが明示的に示され、各養成所において詳細な就業状況が確認されている。一方で「准看護師として業務に従事」と
されており、業務内容については示されていない。

論点2

入学後の教育の質の担保について

・就業年限を10年から7年に見直す際に、面接授業日数の追加や専任教員定数の増員など体制強化が図られている。

・現行の専任養成講習会の内容においては、対面での教育を念頭においた内容である。全看護師養成所2年課程(通信
制)の教員は、更なる就業経験年数を短縮する場合の対策として、「教員の教育力向上」をあげた者が最も多い。

(対応案)
○入学前の就業経験年数を7年から5年に短縮するとともに、次の2点の取組を実施してはどうか。
① 看護師養成所2年課程(通信制)の教員を対象にした研修教材を全看護師養成所2年課程(通信制)に配布し
教員の教育力向上を図るとともに、研修教材の作成の意図、活用方法についてセミナーを開催する。
② 「看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン」において、「原則、病院・診療所の医療機関、訪問看護ス
テーションや介護保険施設等において、准看護師として5年以上看護業務に従事した」とし、業務内容も含む就業
経験確認のための様式を示し、5年間の就業経験年数を確認することとしてはどうか。(記載項目:勤務先、勤務
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期間、月の勤務日数、1日の勤務時間、業務内容等)