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【資料3-3】新型コロナワクチン 心筋炎関連事象の安全性評価について(健康局及び医薬・生活衛生局 の説明資料) (63 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24538.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第7回 3/18)《厚生労働省》
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ワクチン接種後の心筋炎関連事象に係る臨床的経過について
○ ワクチン接種後の心筋炎関連事象については、若年男性において因果関係が疑われている一方、発
症しても軽症であることが多いとされている。
○ 11月14日までに製造販売業者より報告された10代~30代の男性事例の最新の転帰については、以下
のとおりであった。
ワクチン

年齢

回復

軽快

後遺症

未回復

不明・
その他

死亡

合計
(不明・その他を
除く)

合計

改善率

(全体)



10代男性

15

15

2

3

0

10

35

45

0.86

20代男性

20

8

0

1

1

8

30

38

0.93

30代男性

8

2

1

0

3

8

14

22

0.71

10-30代合計

43

25

3

4

4

26

79

105

0.86

10代男性

16

17

0

5

0

3

38

41

0.87

20代男性

33

36

3

9

3

13

84

97

0.82

30代男性

4

4

0

0

0

5

8

13

1.00

10-30代合計

53

57

3

14

3

21

130

151

0.85

ファイザー

武田/モデルナ

* 心筋炎・心膜炎の両者の病名がある場合は、重篤性の高い心筋炎の転帰を計上とした。ただし、ファイザー26歳男性の1例については、心筋炎回
復・心膜炎軽快となっていたため、軽快として計上した。
※ 転帰が確認された者のうち、軽快または回復が確認された者の割合を改善率として記載した。
¥ なお、本表は資料1-7-2に基づき心筋炎関連事象として報告された事例の転帰を集計しており、資料1-3-1及び資料1-3-2の死亡として報告された事
例の集計期間と異なるため、死亡の報告数については必ずしも一致しない。

○ 心筋炎関連事象疑いとして製造販売業者より報告された10代~30代の男性において、転帰が確認さ
れた者のうち軽快または回復が確認された者の割合は、ファイザー社ワクチン86%、武田/モデルナ社
ワクチン85%であった。
注:被接種者の属性等が異なるため、ワクチン間の単純な比較は困難であることに留意を要する。
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