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【資料3-3】新型コロナワクチン 心筋炎関連事象の安全性評価について(健康局及び医薬・生活衛生局 の説明資料) (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24538.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第7回 3/18)《厚生労働省》
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<参考>若年者における新型コロナ感染症の心筋炎の合併リスクについて
○ 米国ケースウエスタンリザーブ大学の報告によると、COVID-19感染症と初回診断された12-17歳
の若年男性6,846人のうち、6人(0.09%)が心筋炎を発症したとされた。
○ 調査対象とした医療機関のネットワーク外でフォローされた症例等の条件を考慮した調整後心筋
炎発症者数は、12~17歳の男性について、100万人あたり450人(0.045%)と推定された。
Risk of Myocarditis from COVID-19 Infection in People Under Age 20: A Population-Based Analysis
(Preprint, Posted July 27, 2021)

研究方法:米国の大規模な医療機関(HCOs)48施設の電子カルテを集約した

TriNetX Research Networkシステムを利用して非識別化された限定的なデータセッ
トを作成。組み入れ基準は、2020年4月1日~2021年3月31日の期間にCOVID-19の初
回診断を受け、その1か月前~2年前に外来を受診し、さらにその6か月前~2年前に
も外来受診歴があること。心血管疾患の既往がある患者は除外。システム内において
COVID-19 感染および心筋炎を捕捉できなかった症例の割合を推定し、調整を行った。
結果:
12~17歳の男性
• 全体で6/6,846人(0.09%)が心筋炎を発症
• 調整後の100万人当たりの発症率は876例(ウィルソンスコア区間402~1,911)
• COVID-19感染と心筋炎の捕捉に係る調整後の100万人当たりの症例数は、450例(206~982)
表:COVID-19感染者における心筋炎発症率

12~15歳の男性
• 調整後の100万人当たりの発症率は601例(257~1,406例)
16~19歳の男性

• 調整後の100万人当たりの発症率は561例(240~1,313例)
(出典)Mendel E. Singer, Ira B. Taub, David C Kaelber. doi: https://doi.org/10.1101/2021.07.23.21260998.

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