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資料2-1-2 性的接触に関する問診について【日本赤十字社作成資料】 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36368.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会安全技術調査会(令和5年度第2回 11/20)《厚生労働省》
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(参考)
Change Notification UK National Blood Services No. 16 – 2021 (26 May 2021)

Changes required for implementation of the FAIR study

FAIR (個人リスク評価グループ) は、より個人のリスク行動に基づいた供血者選択基準にするため当該基準の変更を検討し
てきた。2020年にFAIR はMSMの供血基準を見直し、直近の性行動及び性経験に基づく手法を勧告し、SaBTO及び保健
省により承認された。当該変更により、これまで性的指向や社会的な性により供血対象から除外されていた供血者も下記に示
す個人リスク基準に適合していれば供血できるようになった。当該変更は2021年6月14日から英国輸血サービスで実施され、
全ての供血者に対して平等に適用されることになる。HIVの曝露前及び曝露後予防薬を服用している供血者に関しては、たとえ
個人リスク基準を満たしていたとしても、服用後3か月は供血延期とする。
<個人リスク基準>
a. 覚醒剤を含む薬物による性行為(薬物セックス)がある者は、最低3か月供血不可とする。当該リスクはすべての性的接
触者に対して適用する
b. 淋病と診断され治療が完了しフォローアップ期間が終了した者は、最低3か月供血不可とする。
c. 過去3か月間に性交渉の相手が2人以上いた、かつ、パートナーとアナルセックスを行った
d. 過去3か月間に新たなパートナーとアナルセックスを行った者は供血不可とする。性的関係をもつパートナーが1名の場合、
たとえアナルセックスをしているとしても最初の性的接触から3か月が経過していれば供血することができる

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