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資料 第8次医療計画策定に向けた在宅医療について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24354.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(第2回 3/9)《厚生労働省》
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第1回WG(2021/10/13)における主な意見③
■ 災害時や新興感染症拡大時における在宅医療の提供体制について


災害時や新興感染症拡大時の在宅医療の提供体制は、全国一律ではなく、都道府県ごとの在宅医療の資源や
感染拡大の状況によって、その位置づけややり方が変わってくる。また、平時から市町村と地域医師会の連携が
必要。



医療機器用の電源喪失が命に関わる小児患者が非常に多くいるため、きめ細かな対応をする必要。



新興感染症にも多くの感染症が含まれ、また災害時もとなれば幅が広く、どこまで本WGで対応するのか。



コロナの影響で在宅医療、特に在宅での陽性者の待機者の生活支援が非常に困難であった。



災害時に自宅を失った方に対する在宅医療の支援体制は、町をまたがっての支援になり、この整備の在り方、
提供体制についていろいろとお考えいただきたい。



今後、新興感染症や災害が発生した際にも対応できるよう、患者の状態や療養環境に応じて必要な医薬品を
確実に提供できる薬局を含めた医療・医薬品提供体制の構築が重要。



災害時、新興感染症拡大時の体制について、小規模事業所では地域連携が重要になるため、都道府県や市町村
の関係機関による協議の場を設け、実効性のある連携の仕組みの構築を医療計画で示す必要。



災害時や新興感染症拡大時における在宅医療の提供体制について、医療、介護の連携、行政と一緒に実践的な
連携を検討する場を検討いただきたい。停電のときに人工呼吸器の方や在宅酸素への安否確認は地域によって、
とても格差がある状況であり、どのような提供体制を整えていくかということを検討いただきたい。



新型コロナを踏まえた今後の体制整備の検討に当たって、(感染症に基づく)「予防計画」と「医療計画」の
整合性の確保が重要。例えば、自宅療養、宿泊療養から医療機関へ移った方の扱いをどうするか等について、
両計画の間で整理が必要。
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