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資料 第8次医療計画策定に向けた在宅医療について (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24354.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会 在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(第2回 3/9)《厚生労働省》
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第1回WG(2021/10/13)における主な意見②
■ 患者の状態に応じた、質の高い在宅医療提供体制の確保について

〇 医療的ケア児とその家族に対して手を差し伸べることは社会的な責任。小児在宅医療を担う医療機関を増やす
ことと、いざというときのバックアップ病床の確保が非常に重要。


医療的ケア児に関しては、小学校や特別支援学校で看護師を雇用できない地域では訪看STで対応している地
域もある。それぞれの地域で医療的ケア児への必要なケアの在り方を検討いただきたい。

〇 医療的ケア児について、学校における看護師の痰吸引、栄養管理等についてはケアになるが、自宅では看護に
なる。ケアと看護・医療という観点から、できるだけ垣根がない形で安心して生活できる体制が必要。


医療的ケア児は特殊な調剤が必要であるなど、様々な面で配慮すべき点が多いという特徴。地域で暮らしなが
ら医療を受けられるよう、地域包括ケアシステムの観点から、薬局では外来・在宅の別なく、今後も増加が
見込まれる需要に対応しながら、保護者の負担軽減も視野に入れ、質的・量的な体制の確保が必要。



医療・介護連携については、医療的ケア児が利用する障害福祉サービスにおいてケアマネジャーの役割を果た
すのが相談支援専門員であるが、福祉に限らず医療にも詳しい人材を育成する必要。



次期計画で在宅歯科医療や医療的ケア児に関する指標例等が記載されることは非常に良いが、指標例はその結
果、実際に療養者等の生活がどう変わったかを見ることができず、なかなか適切な指標がない。



小規模自治体では、学校に看護師の配備はできず家族支援に頼っている状況。自宅・在宅・学校と居場所に
関係なく、一貫性のある包括ケアというのを考えていただきたい。



小児期は病院の主治医で受けてもらえても、年齢が上がると病院の小児科では受けられなくなることもあり、
トランジションの問題も含めて地域で体制を整える必要。

〇 看取りは在宅期間が短くなってきており、それに対応する体制確保の検討が必要。

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