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パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (78 ページ)

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出典情報 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》
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【課題名】地域医療構想を踏まえた救急医療体制の充実に関する研究
【概要】
「救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループ」等の救急医療に関連
する検討会等における議論の基礎資料として活用するため、人口減少が想定される今後
の日本における二次救急医療機関集約化、二次救急医療機関の充実段階評価の項目設
定、救命救急センターから他の医療機関等への転院促進による出口問題解決等について
の検討を行う。
【成果の活用】
「救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループ」等の救急医療
に関連する検討会等における議論の基礎資料として活用する。
【課題名】第8次医療計画を見据えた持続可能な地域小児医療体制の構築のための政策
研究
【概要】課題として、地域の小児医療資源にはばらつきが大きく、その機能分担が明確
ではないことがある。今後、日常的な小児の疾患に対する医療、専門的な医療、初期か
ら高度までの小児救急医療、医療的ケア児への医療等が、役割分担のもと確実に提供さ
れるよう、課題の抽出や事例についての収集を行う。
【成果の活用】第8次医療計画の中間見直しに当たって、国が作成する指針・指標例の
検討のための基礎資料として活用する。
④ 医療の質の確保等
【課題名】看護師の特定行為に係る手順書の実態調査研究
【概要】従来の手順書例集について、特定行為研修制度創設当時からの変化や医療現場
のニーズと実態に即した改訂を行うことで、医療機関等における特定行為研修修了者の
円滑な活動に係る体制整備を支援し、医師の働き方改革及び効果的で効率的な医療提供
に資する特定行為研修修了者の活用を早急かつ確実に推進する必要がある。
【成果の活用】医療現場のニーズと実態に即した手順書例集の活用により、全国の医療
機関等における特定行為研修修了者の活動が推進されることを目指す。また、今後の特
定行為研修制度の見直しの検討に実態調査等の結果を活用する。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
① 地域の実情に応じた医療提供体制の構築
【課題名】地域の実情に応じた医療提供体制の構築を推進するための政策研究
【概要】各都道府県で策定した医療計画(「新興感染症発生・まん延時における医療」を
含む)について、設定した課題や数値目標、施策等についての現状を整理した上で、ア
ウトカムと施策との関連の分析等により、PDCA サイクルの推進に当たっての課題を抽
出し、適切な評価や課題の再設定などの際に留意すべき点について検討する。
【成果の活用】第8次医療計画の中間見直しに当たって、国が作成する指針・指標例の
検討のための基礎資料として活用する。
【課題名】人口動態や地域の実情に対応するへき地や離島の医療の推進を図るための研

【概要】第8次医療計画において、指針にへき地の医療として遠隔医療の活用の支援等
が組み込まれたことから、実効性のある医療提供体制の推進が求められている。本研究
により、今後の人口動態等を踏まえた持続可能な質の高いへき地の医療提供体制を構築
するための方策を提言できるよう、課題の抽出や好事例の収集を行い、より効果的な指
標作成の検討を行う。
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