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資料1 第8次医療計画、地域医療構想等について (77 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24045.html
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大学との連携による高度医療の提供と地域医療の確保の両立
○ 県全体の医療を考え、地域医療構想の達成に向けた取組を推進するためには、大学病院と連携して、高
度医療の提供と地域医療の確保の両立を図るための仕組みが必要があるとの指摘があった。
【第2回地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(令和3年12月3日) 広島県提出資料より】
高度医療機能と地域の医療体制を確保するため,次の機能を有する「高度医療・人材供給拠点」
の整備を検討する。
① 症例及び医療人材を集積し,人材を育成する機能
② 公立・公的病院に求められる高度・専門医療を提供する機能
③ 保健医療圏ごとの「地域拠点」に人材を供給する機能
④ 新興・再興感染症発生時に医療を提供する機能

【機能図】

保健医療圏

広島大学(病院)




高度医療・

人材供給拠点

③ ・

各地域における医


【地域拠点】
二次医療圏内で医療人材を配分する拠点

連携

療人材の必要数等
の情報提供

広島県

【高度医療・人材供給拠点】
高度医療の提供と地域医療を確保するための人材供給
の拠点



地域拠点

【人材供給・循環の仕組み】
①高度医療・人材供給拠点において,総合的な診療能力
を有する医療人材を育成
(キャリア形成プログラムに基づく人材育成)

②育成した医療人材を地域拠点に供給(派遣)し,地域拠
点においては圏域内の医療機関への医師派遣,診療応
援等を通じて地域における医療提供体制を維持・確保

③各拠点間における医療人材の定期的な人事異動(循
環)により,本人のキャリア形成に配慮しつつ,高度医療
の提供と地域医療の確保の両立を図る
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