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今夏の新型コロナウイルス感染症等の感染拡大に備えた保健・医療提供体制の確認等について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html
出典情報 今夏の新型コロナウイルス感染症等の感染拡大に備えた保健・医療提供体制の確認等について(7/14付 事務連絡)《厚生労働省》
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院内感染が発生した日から、最後の陽性者が新型コロナの療養解除となった
日(上限)までの期間は医師1人1時間当たり 15,100 円、医師以外の医療従
事者1人1時間当たり 8,280 円、業務調整員1人1時間当たり 3,120 円まで
引き上げているため、積極的に活用されたい。
(3)都道府県内関係者との連携体制の構築
○ 感染拡大局面においては、できるだけ効率的な医療提供体制を迅速に構築
することが必要であることから、その検討に資するために、状況に応じて、管
内の各医療機関における新型コロナの入院患者の実態(重症者の割合、市中感
染/院内感染の比率、新型コロナ以外の感染症の状況等)を可能な限り把握す
ることができるようにすることが望ましい。
○ 把握した実態については、都道府県内の関係者と迅速に共有し、具体的な課
題と対応方針について合意を形成することが望ましい。このため、以下の体制
を構築し、活用すること。
・ 高齢者福祉、障害者福祉など福祉部局、保健所、消防機関など関係部局と
の連携体制(※1)
・ 感染症の専門家とのネットワーク(※2)
・ 地域の医療機関、医師会等から構成される協議会(病院長会議等も含む。)

(※1)感染症法第 10 条の2第1項に規定する都道府県連携協議会を活用することも考え
られる(
「都道府県連携協議会の運営規則等の基本的な考え方について(通知)」
(令和5
年3月 17 日付け健感発 0317 第1号厚生労働省健康局結核感染症課長通知)参照)。
(※2)平時から地域(都道府県単位)において、院内感染に関する専門家からなるネット
ワークを構築する場合には、
「医療提供体制推進事業費補助金」の「院内感染対策事業の
実施について」
(平成 21 年3月 30 日付け医政発第 0330009 号厚生労働省医政局長通知)
に基づく「院内感染地域支援ネットワーク事業」の活用が引き続き可能である。

2 外来体制について
(1)外来対応医療機関の体制の拡充
○ 感染拡大局面を見据え、設備整備等への支援や地域の医療関係者(医師会等)
との協議等を通じて、オンライン診療による対応も含め、外来対応医療機関の
拡充にできるだけ早期に取り組むことが望ましい。また、地域住民等のアクセ
スに資するよう当該医療機関の公表を行うことが望ましい。

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