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2021年01月18日(月)
[介護] 21年度介護報酬改定、要支援者へのリハビリ縮小
- 介護報酬による評価の配分を「適正化・重点化」する観点から、4月の改定では要支援者に対するリハビリテーションの評価が複数のサービスで見直される。訪問看護ステーションの理学療法士、作業療法士または言語聴覚士によるサービス提供では、基本報酬の引き下げに加え、要支援者に1日3回以上サービスを提供する場合の減算幅が50%に拡大される。18日の社会保障審議会・介護給付費分科会で示され、了承された・・・
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2021年01月18日(月)
[介護] 介護報酬改定、オンラインの服薬指導で45単位を新設
- 社会保障審議会・介護給付費分科会が18日に了承した2021年度介護報酬改定の見直し案では、改定の5本柱の1つである「介護人材の確保・介護現場の革新」で、薬剤師による居宅療養管理指導で情報通信機器を用いた服薬指導を新たに評価。月1回まで、1回当たり45単位が算定できる(p42参照)。また、サービス提供体制強化加算に最上位区分を新設する(p38参照)。 介護職員の処遇改善や職場環境の改善に向けた取り組みでは、・・・
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2021年01月18日(月)
[介護] CHASEとVISITを統合、科学的介護情報システムに 略称はLIFE
- 18日の社会保障審議会・介護給付費分科会では、4月から施設系、通所系、多機能系、居住系の各サービスに適用される「科学的介護推進体制加算」の算定要件や点数などが示された。利用者のADLなどのデータ提出を要件に、1人当たり月に40単位が加算される。また、報酬上のインセンティブを設けることでデータ収集や活用を加速させるCHASE(高齢者の状態やケアの内容などのデータベース)とVISIT(リハビリテーションに関する情報の・・・
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2021年01月18日(月)
[介護] 介護サービス基本報酬、4月から引き上げ 社保審・介護給付費分科会
- 社会保障審議会・介護給付費分科会は18日、2021年度からの新たな介護報酬の単位について審議し、改定率プラス0.7%を踏まえて「全てのサービスの基本報酬を引き上げる」ことを前提に見直しを行った(p4~p5参照)。 訪問介護費の基本報酬では、「身体介護20分未満」が現行166単位から167単位に、訪問看護費(指定訪問看護ステーションの場合)の「所要時間20分未満」では312単位から313単位に、「介護福祉施設サービス費(I)・・・
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2021年01月15日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 1月18日-1月23日
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- 来週注目の審議会スケジュール(1月18日-1月23日)(1/15)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2021年01月13日(水)
[医療改革] 顔認証付きカードリーダーの導入申し込みは約2割 厚労省
- マイナンバーカードの保険証利用として、厚生労働省は、オンライン資格確認の2021年3月からの運用開始に向け、3月末までに6割の医療機関・薬局への顔認証付きカードリーダーの導入を目指している。しかし、1月3日時点の導入申し込みは21.4%にとどまっている。厚労省は、医療関係団体の会長に直接働き掛け、また、全医療機関・薬局にリーフレットの再送付などを行う(p5参照)。 厚労省は13日の社会保障審議会・医療保険部・・・
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2021年01月13日(水)
[医療改革] 電子処方箋システム、運用・保守費は年9.8億円 厚労省試算
- 厚生労働省は13日、2022年の夏ごろに運用が始まる電子処方箋システムについて、全ての機能が稼働する翌年度以降の運用・保守費が年間で9.8億円になるとの試算結果を社会保障審議会・医療保険部会に示した(p39参照)。また、健康保険に加入する全ての被保険者にこの費用を負担してもらうことを提案したが、この新たな仕組みによって医療費の削減がどれくらい見込めるかの概算を出すよう求める声や、公費での負担を検討すべき・・・
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2021年01月13日(水)
[診療報酬] 不妊治療の保険適用で議論 中医協・総会
- 厚生労働省は13日の中央社会保険医療協議会・総会に、不妊治療の保険適用について、政府の方針を受けて社会保障審議会・医療保険部会がまとめた「議論の整理」を報告した。議論では、政府の工程表に記載されている保険外併用療養についての厚労省の考え方が問われ、厚労省は、保険適用となるものと外れるものが考えられ、外れるものは保険外併用療養を含めて議論すると答えた(p51参照)。 不妊治療の保険適用は、菅内閣の・・・
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2021年01月13日(水)
[介護] 介護サービスの基準省令改正の諮問を了承 社保審・分科会
- 社会保障審議会・介護給付費分科会は13日、2021年度介護報酬改定における介護サービスの人員、設備、運営基準などを定める省令改正に関して、田村憲久厚生労働相からの諮問を了承した(p3参照)。社保審としての答申を経て、厚労省が改正基準省令を公布する。 この日の会合では、田村厚労相が社保審に対して行った諮問内容について厚労省が同分科会に説明した。次回の分科会では、単位数や算定要件を含めた介護報酬改定案が・・・
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2021年01月08日(金)
[医療改革] 医師免許などの届出を簡素化へ、議論取りまとめ 厚労省検討会
- 厚生労働省は、マイナンバー制度を活用した医師免許などの届出の簡素化やオンライン化を図る新たな仕組みに関する報告書を公表した。登録の申請時でマイナンバーの提供があれば、戸籍抄(謄)本や住民票の写しの提出を不要とするといった内容を盛り込んでいる(p7参照)。同省では早ければ2022年度の初めごろに関連システムの設計や開発に着手し、仕組みの運用を24年度中に開始する方針(p19参照)。 社会保障関連の資・・・
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2021年01月08日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 1月11日-1月16日
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- 来週注目の審議会スケジュール(1月11日-1月16日)(1/8)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2020年12月28日(月)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 1月4日-1月9日
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- 来週注目の審議会スケジュール(1月4日-1月9日)(12/28)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2020年12月25日(金)
[医療提供体制] マンモグラフィ、医師の立会い不要に 社保審部会が了承
- 社会保障審議会・医療部会は25日、乳がんの集団検診での乳房エックス線検査(マンモグラフィ)で医師の立会いを不要とすることを決めた(p137参照)。医師を確保できない地域でも検診の回数を増やし、受診率の向上やがんの早期発見・治療などにつなげるのが狙い。厚生労働省は、必要な手続きを行った上で、できるだけ早く関連の通知を出す。 集団検診でのマンモグラフィについては現在、医師が立会わなければ、診療放射線技・・・
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2020年12月23日(水)
[医療改革] 薬剤自己負担の見直し、引き続き検討すべき 社保審・部会
- 社会保障審議会・医療保険部会は、23日に了承した「議論の整理」案で、薬剤の自己負担の見直しに関する結論を出さなかったが、引き続き検討すべき課題だと明記した(p21参照)。このテーマについて、部会では、▽市販品類似薬の保険給付の在り方▽自己負担の引き上げ以外の薬剤給付の適正化策(セルフメディケーションの推進)-などを論点に話し合った(p20参照)。 市販品類似薬の保険給付については「諸外国の例も参考・・・
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2020年12月23日(水)
[介護] 21年度介護報酬改定に関する審議報告を公表 厚労省
- 厚生労働省は23日、「令和3年度介護報酬改定に関する審議報告」をホームページで公表した。報告案については、社会保障審議会・介護給付費分科会で9日と18日の2回にわたり審議し大筋で了承されたが、委員からの意見を踏まえた最終調整を田中滋分科会長(埼玉県立大学理事長)と厚労省で行った。最終版では「今後の課題」について数カ所の修正が行われたが、18日の案から大きな変更はなかった。 審議報告は、▽介護報酬改定に係る・・・
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2020年12月23日(水)
[医療改革] 受診時定額負担の見直しなどの議論取りまとめ 社保審・部会
- 社会保障審議会・医療保険部会は23日、医療保険制度改革の在り方に関する「議論の整理」案を、おおむね了承した。紹介状を持たずに大病院の外来を受診する患者の初・再診について一定額を保険給付範囲から控除し、それと同額以上の定額負担を増額する仕組みに見直すが、あくまでも例外的・限定的な取り扱いとすることを明記した(p26参照)。厚生労働省は案に微修正を加えた上で、最終的に遠藤久夫部会長(学習院大学教授)・・・
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2020年12月22日(火)
[介護] 「高齢期における社会保障に関する意識調査」報告書を公表 厚労省
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- 平成30年高齢期における社会保障に関する意識調査結果について(12/22)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官付 政策立案・評価担当参事官室 カテゴリ: 介護保険 高齢者
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2020年12月21日(月)
[予算] 社会保障関係費約35.8兆円、前年度比0.4%増 21年度政府予算案
- 政府は21日の閣議で、一般会計の総額が106兆6,097億円となる2021年度予算案を決定した。前年度の当初予算と比べて3兆9,517億円(3.8%)増加。医療・介護などの社会保障関係費は、1,507億円(0.4%)増の35兆8,421億円で、一般会計全体の3割超を占めている(p14参照)。 21年度の社会保障関係費の実質的な伸びは、前年度と比べて3,500億円程度で、いわゆる自然増4,800億円を1,300億円程度削減(p62参照)。毎年薬価改定・・・
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2020年12月18日(金)
[介護] 21年度介護報酬改定の審議報告の修正案で議論 社保審・分科会
- 社会保障審議会・介護給付費分科会は18日、2021年度介護報酬改定に関する審議報告の修正案について審議した。修正内容は、前回の分科会で各委員から出た意見などを反映させたもの。この日の審議でも重ねて意見が出たため、今後は田中滋分科会長(埼玉県立大学理事長)と厚生労働省で取り扱いについて検討し、委員へ最終案を示した後に年内にホームページで公表する。 前回からの主な修正点は、▽(認知症グループホームの)サテ・・・
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2020年12月18日(金)
[介護] 2021年度介護報酬改定第2ラウンドへ、注目ポイントの行方
- 2021年度介護報酬改定に向け、社会保障審議会・介護給付費分科会の議論は9月から第2ラウンドに入り、サービスごとの検討が進んでいる。CHASEデータベースを活用したデータ提出加算の新設や、アウトカム評価であるADL維持加算の拡大などの具体的な方向性が明らかになりつつある。◆CHASEデータ提出、加算で評価 改定率をめぐっては、財務省が早くも「引き上げる状況にはない」などとけん制する動きもあるが、分科会では12月の基本・・・
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2020年12月17日(木)
[介護] 介護報酬改定、0.7%引き上げで決着 新型コロナ対応0.05%を含む
- 政府は17日、2021年度の介護報酬の改定率をプラス0.7%とすることを決めた。新型コロナウイルス感染症に対応するための特例的な評価0.05%を含んでいる(p1~p2参照)。 改定率は、田村憲久厚生労働相と麻生太郎財務相による同日の折衝で決まった。21年度の介護報酬改定を巡っては、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)が11月25日「プラス改定をすべき事情は見出せない」とする提言(秋の建議)をまとめ、麻生財務相に提出・・・
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2020年12月17日(木)
[医療改革] 社会保障制度改革の「議論の整理」を取りまとめへ 社保審部会
- 社会保障審議会・医療保険部会は17日、政府の改革工程表と全世代型社会保障検討会議で検討が求められていた、後期高齢者の窓口負担引き上げや大病院の受診時定額負担拡大などの社会保障制度改革に関する「議論の整理」(案)についての議論を進めた。残されていた国民健康保険制度改革の議論も行い、次回に全体の「議論の整理」をまとめる(p19~p42参照)。 後期高齢者の窓口負担の引き上げは、全世代型社会保障検討会議のま・・・
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2020年12月14日(月)
[医療改革] 大病院定額負担を200床以上に拡大へ、次期通常国会に法案提出
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- 全世代型社会保障検討会議(第12回 12/14)《首相官邸》
- 発信元:首相官邸 内閣官房 全世代型社会保障検討室 カテゴリ: 医療制度改革
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2020年12月14日(月)
[医療改革] 75歳以上の医療費2割負担、22年度後半から施行 政府方針
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- 全世代型社会保障検討会議(第12回 12/14)《首相官邸》
- 発信元:首相官邸 内閣官房 全世代型社会保障検討室 カテゴリ: 医療制度改革
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2020年12月14日(月)
[医療提供体制] 医師の働き方改革推進検討会の中間とりまとめ案を提示
- 厚生労働省は、14日に開かれた「医師の働き方改革の推進に関する検討会」の会合で、追加的健康確保措置の義務化・履行確保に係る枠組みなどを盛り込んだ、中間とりまとめ案を示した(p15~p19参照)。議論の結果、この案は座長が預かることとなり、文言を修正したものについて、社会保障審議会・医療部会で議論する予定。 中間とりまとめ案では、追加的健康確保措置の履行確保の枠組みを整理している。検討の視点として、▽各・・・
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