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2009年12月18日(金)
[薬価] タミフルカプセルなどの効能・効果等、変更通知
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厚生労働省はこのほど、タミフルカプセル75及び同ドライシロップ3%の薬事法上の効能・効果等の変更に伴う留意事項の一部改正について通知を出した。
資料では、タミフルカプセル75及び同ドライシロップ3%に関する、(1)薬事法上の効能・効果等の変更内容(2)留意事項―が示されている(p1~p3参照)。
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2009年12月18日(金)
[特定健診] 平成20年度市町村国保の特定健診受診率、地域格差目立つ
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厚生労働省が12月18日に開催した、市町村国保における特定健診・保健指導に関する検討会で配付された資料。この日は、特定健康診査・保健指導に関する実態把握と分析を目的とした、アンケート調査の結果が報告された。
調査は、平成21年8月から9月にかけて全国の市町村国保を対象に実施(p7参照)。調査結果から、平成20年度市町村国保の特定健診受診率は30.8%、特定保健指導実施率は14.8%であることが明らかになった<・・・
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2009年12月18日(金)
[材料価格] 平成22年度材料制度改革骨子案了承、内外価格差是正へ
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厚生労働省が12月18日に開催した、中医協の保険医療材料専門部会で配付された資料。この日は、平成22年度保険医療材料制度改革の骨子(案)が提示され、了承された。
今回提示された骨子(案)と前回提示されたもとの違いは、改革の具体的内容に、「平成22年度実施」の文言が加わった点(p3~p10参照)。制度改革により、外国価格調整を1.5倍にし、内外価格差是正が図られることとなる。また、イノベーション評価については・・・
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2009年12月18日(金)
[診療報酬] 胸腔鏡下動脈管開存症手術など3技術が先進医療に
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厚生労働省が12月18日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、医療機器に関わる価格及び保険適用決定区分案や先進医療専門家会議における第2項先進医療の科学的評価結果などが報告された。
資料では、(1)ハイドロコイル エンボリック システム(テルモ株式会社)(2)ブレンド-E(ナカシマメディカル株式会社)(3)X3寛骨臼ライナー(日本ストライカー株式会社)―の3つの医療機器に関わる価格及び保険適用決定・・・
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2009年12月18日(金)
[診療報酬] 一般病床の若人も長期入院は包括か 基本小委
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厚生労働省が12月18日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、後期高齢者や長期入院患者に係る診療報酬、地域の特性を考慮した診療報酬点数などについて議論されました。
長期入院患者に係る診療報酬は、長期入院患者のうち、一定の病態と一定の年齢(75歳以上)である場合には特別な対応を行っている。しかし、「後期高齢者」という名称は廃止することが前提となっていることから、年齢要・・・
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2009年12月16日(水)
[保険者証] 中学生以下の子ども、3.2%が短期被保険者証未達
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厚生労働省は12月16日に、資格証明書交付世帯に属する中学生以下の子どもに対する短期被保険者証の交付状況等に関する調査の結果を公表した。
平成21年9月時点の資格証明書交付世帯に属する中学生以下の子どもは3万6511人で、うち短期被保険者証の未達枚数は1161枚(3.2%の未達)となっている。一方、資格証明書交付世帯に属する高校生等の子どもは1万647人(p2~p3参照)。また資料では、茨城県・水戸市における短期被保険・・・
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2009年12月16日(水)
[診療報酬] 後発医薬品の使用促進、環境整備の骨子案を了承 基本小委
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厚生労働省が12月16日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、後発医薬品の使用促進のための環境整備の骨子(案)が提示され、了承された。
骨子(案)では、後発医薬品の使用促進のため、(1)薬局の調剤基本料における後発医薬品調剤体制加算の見直し(2)薬局における含量違い又は剤形違いの後発医薬品への変更調剤(3)医療機関における後発医薬品を積極的に使用する体制の評価(4)保・・・
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2009年12月15日(火)
[医療費] 平成21年8月の医療費総額の伸び率、対前年同期比5.0%増
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厚生労働省は12月15日に、最近の医療費の動向(概要)の平成21年8月号を公表した。資料では(1)制度別概算医療費(2)種類別概算医療費(3)医療機関種類別概算医療費(4)都道府県別概算医療費―について、項目ごとに前年同期との比率をまとめている。
制度別概算医療費のうち、平成21年8月の医療費総額の伸び率は、対前年同期比で5.0%の増だった。内訳は医療保険適用分では、70歳未満で4.1%増、70歳以上で5.7%増、公費は8・・・
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2009年12月15日(火)
[調剤医療費] 処方せん1枚当たりの調剤医療費は7989円 厚労省
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厚生労働省は12月15日に、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(平成21年6~7月号)を公表した。
資料では、平成21年7月の処方せん1枚当たりの調剤医療費(電算処理分に限る、以下同様)は7989円、伸び率は対前年同期比6.6%の増となっている(p2参照)。また、処方せん1枚当たりの調剤医療費の内訳をみると、技術料が1999円で25.0%、薬剤料が5977円で74.8%を占めていた(p3参照)。
また、内服薬の処方せん1枚・・・
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2009年12月11日(金)
[診療報酬] 内用薬12品目、注射薬7品目、外用薬4品目を薬価収載
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厚生労働省はこのほど、薬価基準の一部改正に関する通知を出した。
今回は薬事法に基づき製造販売承認され、薬価基準への収載希望があった内用薬12品目、注射薬7品目、外用薬4品目が薬価基準の別表に収載された。これにより、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬9998品目、注射薬5088品目、外用薬3464品目、歯科用薬剤50品目の計1万8600品目となった(p1参照)。
また通知では、今回収載されたア・・・
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2009年12月11日(金)
[診療報酬] 遺伝子組換え型血液凝固第IX因子製剤の取扱いに関する通知
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厚生労働省はこのほど、遺伝子組換え型血液凝固第IX因子製剤の保険適用上の取扱いに関する通知を出した。これは、遺伝子組換え型血液凝固第IX因子製剤が薬価基準に収載されたことと合わせて、「特掲診療料の施設基準等」及び「療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定める掲示事項等」の一部が、同日をもって改正され、適用されたことを受けたもの。
通知では、遺伝子組換え型血液凝固第IX因子製剤(ベネ・・・
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2009年12月11日(金)
[意見募集] 高齢者医療、被扶養者であった者に係る保険料軽減措置を継続
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厚生労働省は12月11日に、高齢者の医療の確保に関する法律施行令の一部を改正する政令案に対する意見募集を開始した。
改正の趣旨は、現在、加入後2年間とされている被用者保険の被扶養者であった被保険者に係る保険料軽減措置を、当分の間、継続することとするもの(p1~p2参照)。
具体的には、後期高齢者医療制度を廃止するまでの間、現行の軽減措置は継続することとなっているため、(1) 高齢者医療確保令第18条第5項・・・
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2009年12月11日(金)
[材料価格] 平成22年度保険医療材料制度改革の骨子案を提示 材料部会
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厚生労働省が12月11日に開催した、中医協の保険医療材料専門部会で配付された資料。この日は、平成22年度保険医療材料制度改革の骨子(案)が提示された。
骨子(案)では、平成22年度保険医療材料制度改革の具体的な内容として、(1)新規の機能区分に係る事項(2)既存の機能区分に係る事項(3)医療材料の安定供給に係る方策(4)歯科用貴金属材料の基準価格の随時改定―を整理している(p3~p6参照)。
資料では、外国・・・
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2009年12月11日(金)
[薬価] 平成22年度薬価制度改革の骨子、たたき台を提示 薬価部会
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厚生労働省が12月11日に開催した、中医協の薬価専門部会で配付された資料。この日は、平成22年度薬価制度改革の骨子(たたき台)が提示された。
たたき台では、既収載医薬品の薬価改定について、特許期間中又は再審査期間中の新薬の薬価改定や再算定などについてまとめている。また、新規収載医薬品の薬価算定では、類似薬効比較方式や外国平均価格などについて整理している(p3~p5参照)。
「新薬創出・適応外薬解消等促・・・
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2009年12月11日(金)
[診療報酬] 外科医療の現状をヒアリング、DPCは激しい議論に 基本小委
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厚生労働省が12月11日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、手術やDPCなどについて議論された。
12月2日に開催された基本小委で、「現場の意見を聞いてはどうか」と提案されていたことを受け、外科医療の現状と医療技術の適正評価の必要性などについて、癌研有明病院副院長と東京大学大学院医学系研究科小児外科教授よりヒアリングを行った(p23参照)。また、山形大学医学部長からは・・・
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2009年12月10日(木)
[先進医療] 先進医療としての適否、評価用紙の見直しを検討
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厚生労働省が12月10日に開催した、先進医療専門家会議で配付された資料。この日は、平成21年10月受付分の先進医療の科学的評価および11月受付分の先進医療の届出状況が公表された。
資料によると、10月受付分の先進医療の新規届出は5件で、このうち動脈管開存症に対する胸腔鏡(内視鏡)手術など3件が、事前評価の総評で「適」とされた(p4参照)。別紙として評価用紙を添付している(p5~p13参照)。
11月受付分の新・・・
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2009年12月09日(水)
[診療報酬] 来年度改定に向けた意見具申断念 中医協総会
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厚生労働省が12月9日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、昨日開催した、社会保障審議会の医療保険部会で示された、最終的な「平成22年度診療報酬改定の基本方針」について議論が行われた。
基本方針については、診療・支払双方からさまざまな意見が出され、議論が紛糾した。中医協の意見として、長妻厚労相に提出される見込みであったが、両側の意見はまとまらず、具申は断念された。
資料には、平成22年度・・・
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2009年12月09日(水)
[薬価] 薬価制度改革に関して、関係業界からのヒアリング 薬価専門部会
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厚生労働省が12月9日に開催した、中医協の薬価専門部会で配付された資料。この日は、薬価制度改革に関して、関係業界からのヒアリングが行われた。
日本製薬団体連合会が提示した資料では、最近の新薬の開発状況や未承認薬・未承認適応及びドラッグ・ラグの問題などを分析した上で(p12~p16参照)、薬価制度に関する意見をまとめている(p4~p11参照)。それによると、12月2日に提示された、平成22年度薬価制度改革に向け・・・
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2009年12月08日(火)
[診療報酬] 最終的な来年度改定の基本方針を提示 社保審・医療保険部会
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厚生労働省が12月8日に開催した、社会保障審議会の医療保険部会で配付された資料。この日は、最終的な平成22年度診療報酬改定の基本方針が提示された。
社保審の医療部会と医療保険部会は、先に示されていた基本方針(案)について意見を出し合っており、この日示された基本方針は、両部会の意見結果を盛り込み、とりまとめたもの。
基本的考え方には、新たに、「前回改定の改定率が必ずしも十分でなかったために、医療現場・・・
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2009年12月04日(金)
[診療報酬] 後期高齢者医療廃止を見据え、診療報酬を先行して議論
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厚生労働省が12月4日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、後期高齢者に係る診療報酬や介護保険との連携、専門的入院治療などについて議論された。
高齢化に伴う医療費の増大や、75歳以上の後期高齢者の心身の特性や生活実態等を踏まえ、後期高齢者医療制度が平成20年4月に創設され、平成20年度診療報酬改定では、後期高齢者に係る診療報酬点数として17項目が設けられた・・・
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2009年12月04日(金)
[診療報酬] 公益が改定に向けた意見案を示すも診療側猛反発 中医協総会
- 厚生労働省が12月4日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、公益代表から、「平成22年度診療報酬改定(案)」が提示された。これは、11月25日の中医協総会に提示された支払側及び診療側が基本的な考え方を踏まえ、改定率について中医協の意見をとりまとめたもの(p18~p19参照)。しかし、診療側・支払側双方の意見が併記されていることについて、診療側が「医療費全体の底上げをなぜ強調しないか」と猛反発。こ・・・
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2009年12月04日(金)
[医療保険] 総報酬制導入で協会けんぽへの国庫負担を拡充する案 厚労省
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厚生労働省が12月4日に開催した、社会保障審議会の医療保険部会で配付された資料。この日は、協会けんぽの財政問題への対応策(案)が提示された。
協会けんぽの保険給付に対する国庫補助は、健保法の本則上、「16.4%から20%までの範囲内で政令で定める割合」とされているが、平成4年以降、「当分の間13%」となっている暫定補助率から引き上げ、財政の立て直しを図る方針(p10参照)。具体的には、被用者保険内での後期・・・
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2009年12月02日(水)
[先進医療] 101項目の先進医療技術等について概要を整理 厚労省
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厚生労働省が12月2日に公表した、先進医療の概要。
第2項先進医療技術100種類・101項目や、第3項先進医療技術17種類・19項目(未承認薬・機器の使用を伴い、薬事法申請に向けたデータ収集の迅速化を目的とした先進医療)について、(1)施設基準(2)先進医療を実施している医療機関(3)先進医療技術の内容―などについて整理されている。
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2009年12月02日(水)
[診療報酬] 医薬品価格調査の速報値、後発品シェアは数量ベースで20.2%
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厚生労働省が12月2日に開催した、中医協総会で配布された資料。この日は、薬価調査及び特定保険医療材料価格調査の速報値が報告された。
医薬品価格調査(薬価本調査)は、平成21年9月取引分について、販売サイドから10月26日までに報告があったものを集計。平均乖離率は約8.4%、後発品シェアは数量ベースで20.2%、金額ベースで7.7%となっている(p3参照)。一方、特定保険医療材料価格調査(材料価格本調査)は、平成2・・・
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2009年12月02日(水)
[診療報酬] 7対1や10対1病院、療養上の世話が増え看護要員は不十分
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厚生労働省が12月2日に開催した、中医協の診療報酬基本問題小委員会で配付された資料。この日は、入院料について議論された。
一般病棟の入院基本料は、看護職員の配置に応じて7対1から15対1までの4段階の評価を行っている。資料では、7対1入院基本料(p3~p5参照)及び13対1・15対1入院基本料(p6~p7参照)について、現状と課題、論点をまとめている。平成18年度診療報酬改定において導入された「7対1入院基本料」は、入・・・
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