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2009年11月10日(火)
[有床診] 経営調査もとに、「わかりやすい施設へ」と提言 日医
- 日本医師会はこのほど、日医総研ワーキングペーパーとして、「有床診療所の今後の展開にむけて―平成21年 有床診療所経営実態調査より―」を公表した。有床診療所は減少の一途をたどり、かつ経営的な悪化が続いている。しかし、従事者の6割が入院医療にあたっており、夜間休日の対応や軽症・中等症の救急入院医療も担うなど、地域医療で果たしている役割は大きい。こうした状況を踏まえ、経済的評価の必要性を訴えるとともに、有床・・・
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2009年11月09日(月)
[産科医療] 家族の質問、分かる範囲で答えるが責任追及には答えられない
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- 産科医療補償制度原因分析委員会(第9回 11/9)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制
そこでは、産科医療補償制度の原因分析は、責任追及を目的とするのではなく、「なぜ起こったか」など原因を明らかにすることを目的としている、とされた。また、家族からの疑問・質問については、分かる範囲でできるだけ答えることとする、とい・・・
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2009年11月09日(月)
[意見募集] 診療録等の外部保存を拡大 厚労省
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厚生労働省は11月9日に、「診療録等の保存を行う場所について」の一部改正(案)に関する意見募集を開始した。
改正の趣旨は、平成15年度より厚労省において開催されている「医療情報ネットワーク基盤検討会」において、診療録等を医療機関等以外の場所へ電気通信回線を通じて外部保存する場合の考え方等が提言されたことを受け、「診療録等の保存を行う場所について」(平成14年3月29日付厚労省通知)の一部を改正する、とし・・・
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2009年11月06日(金)
[救急医療] 救急業務におけるICT、傷病者情報を複数の医療機関に伝送
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総務省の消防庁がこのほど開催した、救急業務におけるICTの活用に関する検討会で配付された資料。この検討会は、平成20年10月に、救急車と医療機関との情報交換の手法として、ICTを活用した救急業務の有効性及び救命効果について検証を行うために発足されたもの。
昨年度は、救急車内から医療機関に画像やバイタルサイン等の傷病者情報を医療機関に伝送する実証検証などを行い、平成21年2月に報告書をとりまとめている・・・
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2009年11月04日(水)
[認知症] シンポジウムの実施や、部会の検討状況などを報告
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東京都が11月4日に開催した、認知症対策推進会議で配付された資料。この日は、前回の議論のまとめと、認知症シンポジウム実施報告、仕組み部会・若年性認知症支援部会における検討状況が報告された。
資料では、(1)第6回東京都認知症対策推進会議の議論のまとめ(p7参照)(2)シンポジウム「認知症の人を支える~医療・ケアの最前線から」実施報告(p8参照)(3)仕組み部会における検討状況(p9参照)(4)若・・・
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2009年11月04日(水)
[地方分権] 介護・福祉基準、9割を自治体の判断に 厚労省
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- 地方分権改革推進委員会第3次勧告(地方要望分)に対する厚生労働省の対応方針について(11/4)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療提供体制
厚労省は、地域主権改革の実現に向けて、第3次勧告を最大限尊重し、地方分権を・・・
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2009年11月02日(月)
[医療情報] 診療録保存の民間企業への委託に関する提言案 厚労省
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厚生労働省が11月2日に開催した、医療情報ネットワーク基盤検討会で配付された資料。この日は、医療分野における電子化された情報管理の在り方や、個人が自ら医療情報を管理・活用するための方策などについて議論が行われた。
当局からは、診療録等の保存を行う場所に関する提言(案)が提示された。そこでは、診療録等の保存場所について、各種ガイドラインの遵守を前提とした上で、「民間事業者等との契約に基づいて確保した・・・
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2009年11月02日(月)
[チーム医療] 医療療養病床にも医師事務作業補助体制加算の評価を
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厚生労働省が11月2日に開催した、チーム医療の推進に関する検討会で配付された資料。この日は、前回会合に引き続き、チーム医療の推進に関するヒアリングを行った。
日本慢性期医療協会会長から提示された資料では、チーム医療の促進について、(1)医師、看護師等の役割分担(2)看護師等の専門性の向上―を検討課題にあげ、アンケート調査や分析結果がまとめられている(p3~p13参照)。その上で、一般病床で認められている・・・
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2009年10月30日(金)
[へき地医療] 地域医療を分析し先進事例を参考にして、国がフォローアップ
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厚生労働省が10月30日に開催した、へき地保健医療対策検討会で配付された資料。この日は、前回会合の議論を踏まえ論点整理などを行った。
第2回会合の議論を踏まえた修正案では、(1)大学の医学教育において、へき地医療支援機構に関することをカリキュラムに盛り込んでいくことが必要(2)地域医療の分析を行った上で、先進事例を参考にして、各都道府県が改善策を策定し、国がそのフォローアップを行うような仕組みを作るべ・・・
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2009年10月29日(木)
[臨床研修] 医師臨床研修マッチング、全体のマッチ率は96.0%
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厚生労働省は10月29日に、医師臨床研修マッチング協議会がまとめた「医師臨床研修マッチングの結果」を公表した。研修医マッチングは、研修希望者と研修プログラム(研修病院)とを効率的に組み合わせるためのシステムで、今回の参加者数は8406名、参加病院数は1052病院である(p5参照)。
全体のマッチ率は96.0%で、第1希望でマッチした登録者の割合は全体の81.0%、第3希望までにマッチした登録者の割合は全体の97.4%・・・
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2009年10月27日(火)
[救急医療] 傷病者の搬送・受入れ実施基準を通知 消防庁・厚労省
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消防庁と厚生労働省は10月27日に、傷病者の搬送及び受入れの実施に関する基準の策定に関する通知を連名で発出した。この基準は、厚労省の検討会で議論し、まとめたもの。
通知では、(1)実施基準策定の趣旨(p2参照)(2)実施基準の内容(p2~p6参照)(3)協議会(p6~p7参照)―について示し、都道府県に対して速やかな実施基準策定を求めている。
資料として、検討会報告書が添付されている(p8~p76参照)。
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2009年10月27日(火)
[社会保険病院] 独立行政法人地域医療機能推進機構法案を国会に提示
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社会保険庁は10月27日に、独立行政法人地域医療機能推進機構法案を示した資料を公表した。これは、厚生労働省が第173回臨時国会に提出した法律案のひとつ。
社会保険病院・厚生年金病院は、社会保険庁から独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)に出資されて運営されている。この法案は、RFOの存続期限(平成22年9月30日)後においても、社会保険病院等を存続させるためのもので、地域医療に貢献しつつ安定的な運・・・
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2009年10月27日(火)
[医師確保] 医師養成数の増加でなく、診療報酬引上げが重要 日医総研
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日本医師会は10月27日に、日医総研リサーチエッセイとして、「医師不足問題をどう捉えるべきか?―医師数の問題ではなく、診療報酬が低いことが問題―」を公表した。分析結果のポイントは、(1)医師不足の解消には、診療報酬引上げが第一(2)医師数増加政策の実施は慎重にすべき(3)特定領域においては診療報酬引上げのみならず、労働条件改善、具体的な医師育成・確保策が必要―の3点。
資料では、医師不足の問題点を探るとと・・・
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2009年10月23日(金)
[認知症] 患者と家族が安心して暮らせるまちづくりの手引書案 東京都
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東京都が10月23日に開催した、東京都認知症対策推進会議の仕組み部会で配付された資料。この日は、これまでの議論のまとめや、「認知症の人と家族を支える地域づくりの手引書(仮称)」骨子案などについて議論を行った。
骨子案によると、手引書は「認知症の人と家族が地域で安心して暮らせるまちづくりの進め方」と「都内の認知症高齢者を取り巻く状況」の2部構成。
第1部のまちづくりの進め方では、(1)認知症患者と家族・・・
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2009年10月21日(水)
[医療安全] 都立病院における平成20年度インシデント・アクシデントを集計
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東京都が10月21日に開催した「都立病院医療安全推進委員会」で配付された資料。この日は、平成20年度インシデント・アクシデント・レポート集計結果や、医療事故予防マニュアルの改訂の進め方などについて議論された。
インシデント・アクシデント・レポートの集計結果では、平成20年4月から平成21年3月までの1年間に全都立病院から報告されたレポート総数は2万3338件で、このうち、インシデントは2万2670件(97%)、アクシデ・・・
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2009年10月20日(火)
[地域医療] 地域医療基盤開発推進研究事業、研究成果報告会を開催
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厚生労働省が10月20日に開催した、平成20年度地域医療基盤開発推進研究事業の研究成果報告会で配付された資料。この日は、東京大学や九州大学など8施設より発表が行われた。
資料には、(1)精神疾患を有する人の地域生活を支えるエビデンスに基づいた看護ガイドラインの開発(聖路加看護大学)(p11~p21参照)(2)皮膚・排泄ケア認定看護師による高度創傷管理技術を用いた重症褥瘡発生の防止に関する研究(東京大学)・・・
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2009年10月19日(月)
[産科医療] 仮想事例3の原因分析報告書案 産科医療補償制度原因分析委
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- 産科医療補償制度原因分析委員会(第8回 10/19)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制
模擬部会の資料としては、仮想事例3の原因分析報告書案(p2~p21参照)や医学用語の解説(p22~p34参照)、分娩経過一覧表(p35参照)が提示されている。
また、仮想事例3の原因分析報告書案についての意見とし・・・
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2009年10月19日(月)
[社保病院] 社保病院等の運営を担う地域医療機能推進機構を設置 厚労省
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厚生労働省が10月19日に開催した、厚生労働省政策会議で配付された資料。この日は、10月26日に召集が予定されている次期臨時国会への提出予定法案や、平成22年度税制改正要望などについて議論が行われた。
次期臨時国会へ提出が予定されている厚労省所管の法案は、(1)新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法案(2)独立行政法人地域医療機能推進機構法案―の2本。
(1)は、新型インフルエン・・・
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2009年10月16日(金)
[地域医療] 銚子市などの地域医療を再生するプログラム 千葉県
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千葉県は先ごろ、千葉県地域医療再生プログラムを策定した。
千葉県は、銚子市で市民病院が閉鎖するなど地域医療崩壊の「全国モデル」となってしまっている。事態を重く見た県では、2地域の医療を5年以内に再生させるためのプログラムとともに、県全体での医師確保対策などを策定している。
資料には、香取海匝医療圏再生プログラム(p23~p50参照)や、山武長生夷隅医療圏再生プログラム(p51~p67参照)、再生スケジュ・・・
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2009年10月16日(金)
[地域医療] 地域医療再生基金750億円執行停止、地域医療再生計画の見直しを
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厚生労働省はこのほど、地域医療再生臨時特例交付金(地域医療再生基金)の執行の一部停止に関する通知を出した。これは、平成21年度補正予算に盛り込まれた地域医療再生臨時特例交付金が750億円執行停止されることによるもの。
本交付金はこれまで、(1)100億円程度の地域医療再生計画について10地域(2)25億円程度の地域医療再生計画について84地域―を対象とすることが予定されていた。しかし、平成21年度第1次補正予算の・・・
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2009年10月16日(金)
[在宅医療] 都内4地域で、在宅医療拠点病院モデル事業実施
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東京都は10月16日に、在宅医療を支える地域連携の推進に向けたモデル事業の実施概要を公表した。
このモデル事業は、台東区、荒川区、日野市、三鷹市の4地域で実施され、都民の在宅療養生活を支えるため、モデル病院が在宅療養患者の緊急一時入院を受け入れながら、在宅医療を担う医師等とともにケースカンファランス(症例検討会)や合同研修会などを行い、緊密な連携関係を構築していくためのものである(p1~p2参照)。
・・・
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2009年10月16日(金)
[救急医療] 傷病者の症状を3分類した報告書案提示 厚労省
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厚生労働省が10月16日に開催した、傷病者の搬送及び受入れの実施基準等に関する検討会で配付された資料。この日は、報告書案をもとに、取りまとめに向けた議論を行った。
報告書案では、消防法の改正に伴い傷病者の搬送・受入れの実施基準の策定が必要になったことを概説し、その上で、傷病者の症状を(1)緊急性(2)専門性(3)特殊性―に分類し、類型ごとに具体像を提示している(p5~p58参照)。
このほか報告書案には・・・
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2009年10月16日(金)
[看護師] ナースプラクティショナーの必要性について議論 特区推進本部
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- 構造改革特別区域推進本部 評価・調査委員会 医療・福祉・労働部会(第25回 10/14)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療提供体制
医師法や保健師助産師看護師法の規定により、看護師が医療行為を行うには医師の指示が必要となる。しかし、これでは看護師が自己の判断で医療行為を行うことができず、専門性の発揮が・・・
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2009年10月13日(火)
[チーム医療] 薬物療法が進展、チーム医療での薬剤師の役割高まる
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厚生労働省が10月13日に開催した、チーム医療の推進に関する検討会で配付された資料。この日は、チーム医療の推進に関して病院薬剤師やがん専門看護師などから、ヒアリングを行った。
分子標的薬の開発など薬物療法の急激な進歩や、薬剤に起因する医療事故の防止といった観点から、チーム医療における薬剤師の役割が高まっている。ヒアリングでは、医薬品の調整や供給管理といった「物」としての薬を志向した業務から、薬学的・・・
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2009年10月13日(火)
[臓器移植] 普及啓発に関する作業班が初会合
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厚生労働省が10月13日に開催した、「臓器移植に係る普及啓発に関する作業班」の初会合で配付された資料。
「臓器の移植に関する法律」の一部を改正する法律の施行にあたっては、(1)親族への優先提供(2)小児からの臓器提供(3)本人意思が不明な場合(4)普及啓発等―など、詰めるべき課題が残されている(p9~p10参照)。この日開かれた作業班は、これらの課題について専門的な検討を行う作業チームのひとつ。各作業班で・・・
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