よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


人生の最終段階における医療・介護 資料-1 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00003.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第3回 5/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

○ こうした状況において、自宅や高齢者施設等からの救急搬送時などに、必
ずしも患者・利用者本人の医療・ケアに係る意思の確認ができず、結果とし
て本人の意思に基づく医療・ケアが提供できない場合がある。
3 検討の視点
(1)人生の最終段階における意思決定支援について
1)総論
○ 医療・介護の場における意思決定支援の現状を踏まえ、患者・利用者本人
が住み慣れた場所で望む生活を続け、尊厳ある死を迎えることを支援する
ために、医療・介護関係者の連携の在り方や、より早期から行う意思決定支
援の在り方について、どのように考えるか。
2)本人の意思確認が困難な場合の意思決定支援について
○ 意思決定に困難を抱える者や困難を抱えることが予測される者が、望む
場所で患者・利用者本人の意思決定に基づく人生の最終段階における医療・
ケアが受けられるよう、あらかじめ医療・ケアの選択が必要になることを見
据えた支援を行うことについて、どのように考えるか。
また、これらの支援において、医療機関や地域包括支援センター、居宅介
護支援事業所などの意思決定に困難を抱える者や困難を抱えることが予測
される者に関わる機関に求められる役割・機能について、どのように考える
か。
(2)本人の意思に基づく医療・介護の提供について
1)意思決定に関する情報の共有について
○ 本人の尊厳を尊重し、意思決定に基づいた医療・介護を提供するための
意思決定の内容に関して、患者の家族等や医療・介護従事者における情報
の共有のあり方についてどのように考えるか。
また、救急現場における家族等や医療・介護従事者に加えその他の関係
機関等も含めた情報の共有のあり方についてどのように考えるか。
2)緩和ケアの提供について
○ 緩和ケアを必要とする患者について、どのような療養の場においても、平
時、疼痛コントロール不良時、急変時等のあらゆる場面で充実した緩和ケア
16