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参考資料2 薬害に関する授業実践事例集 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000197733_00006.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬害を学び再発を防止するための教育に関する検討会(第22回 3/13)《厚生労働省》
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1. 中学生の社会科 (公民的分野) での実践例
(2 ) 学校法人駿台甲府学園 駿台甲府中学校

対象学年 中学校第 3学年

教科等 社会科 (公民的分野) (人権と関連させて指導を実施)
学習の目的 |被害拡大の原因と人権について学ぶこと
授業の流れ
〇がん治療に用いる医薬品の外箱(3 種類。 地域の薬剤師から入手されたもの)
を生徒に配布。
〇「楽害を学ほう」のp 1 , 2にある薬害に関する説明を生徒が読み上げ。先
生から被害拡大の原因と人権の二つを意識すること、 薬害を生じさせた医薬
品によって恩恵を受けた人もいること、当時の社会情勢 (高度経済成長、バ
ブル経済等) 等について適宜説明。

〇視聴覚教材のうち、被害者の声の部分を視聴。

〇指摘されていた被害拡大の原因について先生から質問
っ 「 情報をもっと早く医療従事者が伝えれば良かった]」
「薬の使用を禁止すれば良かった」 等の回答

〇被害者が奪われた人権について先生から質問
つっ 「自由権 (身体的自由)」、「生存権」 等の回答。
※先生から、差別や偏見を受けた方もおり、法の下の平等に関わる問題でも
あったことや、これまでの授業で学んできたこととつなげて考えて欲しい
旨を補足

〇「薬害を学ほう」のp 5, 6にある楽害の防止のために、国、製薬企業、医
療機関・薬局、消費者ごとに果たすべき役割について質問を挟みつつ説明。

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