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資料6 要配慮者利用施設における避難確保に関するeラーニングテキスト(案) (30 ページ)

公開元URL https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/koreisha_hinan_follow-up/index.html
出典情報 令和3年度高齢者施設等の避難確保に関する検討会(フォーロアップ会議)(第2回 2/24)《国土交通省・厚生労働省》
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タイムラインの作成と活用

情報収集や情報伝達、防災体制の確立、装備品等の準備、避難誘導の実施などの
防災行動を時系列で整理し、タイムラインを作成しておきましょう。
タイムラインは、日中や夜間といった避難する時間帯、施設の特性などに応じて、
複数のケースのものを作成しておくことが必要です。
施設型タイムラインの設定
発災までの
時間の目安

1~3日前

9~12時間前

4~6時間前

3時間前

統括指揮者

防災気象情報、避難情報

情報連絡班

発災直前

装備品等準備班

■早期注意情報
(警報級の可能性)

警戒レベル1

• 状況把握、指揮
• 体制確立の判断
• 事前休業の判断

• 気象情報等収集
• 施設職員への情報伝達

• (避難誘導体制の確認)
• (避難ルートの確認)

• (避難に必要な設備や装備
品、備蓄品、避難先への持
ち出し品等を点検し準備)

■大雨注意報
■洪水注意報
■高潮注意報

警戒レベル2






• 気象情報、水位情報、
避難情報、避難先情報
等の収集
• 施設職員や避難支援協力
者への連絡

• 避難誘導体制の確認
• 避難ルートの確認
• (避難誘導開始)

• 避難に必要な設備や装備品、
備蓄品、避難先への持ち出
し品等を点検し準備
• 移動用車両の手配

• 気象情報、水位情報、
避難情報等の収集
• 利用者家族等への連絡
• 市町村等への連絡

• 避難誘導開始

• 要配慮者等の装備品の装着
• 移動用車両の確保
• 避難先への持ち出し品等を
運搬

• 避難完了の確認
• 避難先での施設利用者
の支援

• 避難先での持ち出し品等の
管理

■高齢者等避難
警戒レベル3
■洪水警報
■氾濫警戒情報
■大雨警報(土砂災害)
■高潮注意報

状況把握、指揮
施設職員等召集
避難開始の判断
(避難開始判断)

• 状況把握、指揮
• 避難開始判断

避 難 完
2~3時間前

避難誘導班

■避難指示
警戒レベル4
■氾濫危険情報
■高潮特別警報
■土砂災害警戒情報
■高潮警報

• 状況把握、指揮
• 避難先での施設利用者の
支援の監督
• (緊急安全確保の判断)

■緊急安全確保
■大雨特別警報
■氾濫発生情報

• 緊急安全確保

警戒レベル5



• 市町村等への連絡

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