よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料4○先進医療実施医療機関からの報告について (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00054.html
出典情報 先進医療会議(第118回 2/2)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

難治性ウイルス眼感染疾患に対する包括的迅速PCR診断
(2)適応疾患:ヘルペス性角膜内皮炎、ヘルペス性虹彩炎が疑われる片眼性の前眼部炎症疾患

PCRを施行した場合

PCR施行しない場合

病因(HSV, VZV, CMV感染)を直ちに判定できる

エンピリック治療の開始

陽性(約5割と予想)
病因ウイルスが確定

感受性の高い特異的治
療を開始

陰性(約5割と予想)
ウイルス感染症が除外

アシクロビル眼軟膏、ステロイド点眼

1.他の病因検索
2.エンピリック治療の回


治療が有効:ウイルス感
染と判断(疑診)

治療が無効と判断する
のに長期間を要する

病因ウイルスが確定しなけ
れば全身的副作用が強く、
高価な抗ウイルス薬全身投
与を十分量長期に投与でき
ない⇒中途半端な治療

1.他の病因検索
2.エンピリック治療の継


重篤な眼合併症を発症
①続発緑内障、②水疱性角膜症

病因ウイルスが確定されれば、抗ウイルス薬
の全身投与を十分に行える

長期にわたる緑内障治療、角膜移植術
が必要

副作用を最小限に抑制できる

ウイルス感染による角膜内皮炎、
虹彩炎による失明リスクの減少

診断の遅れによる失明リスクの増加
エンピリック治療による副作用
8