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参考資料4○先進医療実施医療機関からの報告について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00054.html
出典情報 先進医療会議(第118回 2/2)《厚生労働省》
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難治性ウイルス眼感染疾患に対する包括的迅速PCR診断
(1)適応疾患:急性網膜壊死、サイトメガロウイルス網膜炎、進行性網膜外層壊死が疑われる網
膜壊死病巣を有する眼底病変

PCRを施行した場合

PCR施行しない場合

病因(ウイルス感染)の有無を直ちに判定できる

エンピリック治療の開始

陽性(約9割と予想)
病因ウイルスが確定

感受性の高い特異的治
療を開始

陰性(約1割と予想)
ウイルス感染症が除外

入院(2週間)による抗ウイルス薬、抗血小板治療
(アスピリン等)、ステロイドの薬物治療(75万円)

1.他の病因検索
2.病因に応じた治療
(ステロイドなど)

迅速な診断に基づく適切な治療を
必要最小限で行なえる

治療が有効:ウイルス感
染と判断(疑診)

治療が無効:ウイルス感
染は否定的

治療効果判定のための
指標はない

1.他の病因検索
2.エンピリック治療継続

投薬量、期間が過剰となる

副作用を最小限に抑制できる

副作用を生じる可能性が高まる

診断の遅れによる失明リスクの増加
エンピリック治療による副作用

ウイルス感染による進行性網膜壊死
による失明リスクの減少
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