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資料1 手引きの見直しに係る方向性(案) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29730.html
出典情報 データヘルス計画(国保・後期)の在り方に関する検討会 高齢者保健事業の実施計画(データヘルス計画)策定の手引きに係るワーキンググループ(第2回 12/13)《厚生労働省》
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令和4年9月28日

広域連合におけるデータヘルス計画(PDCA)の特徴


第1回 高齢者保健事業の実施計画(データヘルス
計画)策定の手引きに係るワーキンググループ

資料2

広域連合におけるデータヘルス計画の場合、計画・評価・改善(P・C・A)は広域連合、保健事業の実施(D)は 市町村
(広域連合から市町村への委託)となっていることが多く、計画策定等と保健事業の実施の主体が異なる。
計画(Plan)
[現状の整理]
これまで実施した保健事業の考察。

広域連合からの委託を受け
て、市町村が実施する場合
が多い

[健康・医療情報等の分析]
多角的・複合的な視点に立ち、集団全体の健康
問題の特徴をデータから分析。
データの他、質的情報等も分析。
県内平均値との比較
全国平均値との比較
県内保険者・同規模保険者との比較
地区別の分析 性・年齢別の分析
疾病分類別の分析 経年比較
[健康課題の抽出・明確化]
分析結果を踏まえ、集団の優先的な健康課題を
選択。
どのような疾病にどのくらい医療費を要してい
るか、より高額な医療費の原因は何か、それは
予防可能な疾患なのか等を検討。

[目標の設定]
最も効果が期待できる課題を、重点的に対応す
べき課題として目標・対策を設定。

実施(Do)
[保健事業対象の明確化]
抽出された課題や目標を十分に踏まえ、
支援方法・優先順位等を検討し、保健
事業を選択、優先順位付けて実施。
健診未受診者
メタボ該当者・予備群
生活習慣病重症化予防対象者
性・年齢別特定健診・特定保健指導
の実施結果
質問票調査の結果
性・年齢別健診有所見者状況

[効率的・効果的な保健指導の実施]
保健事業の対象とする個人を適切に抽
出。
外部有識者等との連携・協力体制を確
保。
対象者のライフスタイルや行動変容の
準備状態にあわせた学習教材を用意。
確実に行動変容を促す支援を実践。

<より効率的・効果的な方法・内容に改善>

評価(Check)
検査データの改善度、行動目
標の達成度、生活習慣の改善
状況等を評価。
[ストラクチャー評価(構造)]
保健事業を実施するための
仕組みや体制の評価。
(指標:事業運営状況の管理体
制の整備等)

[プロセス評価(過程)]
事業の目的や目標の達成に
向けた過程(手順)や
活動状況を評価。
(指標:必要データの入手等)
[アウトプット評価(実施量)]
目的・目標の達成のために
行われる事業の結果を評価。
(指標:保健指導実施率等)
[アウトカム評価(結果)]
事業の目的や目標の達成度、
また成果の数値目標を評価。
(指標:健診結果、医療費の
変化等)

改善(Action)
検証結果に基づく、課題解決に向けた計画の修正。
健康課題をより明確にした戦略的取組の検討。
出典:国保中央会 国保・後期高齢者ヘルスサポート事業ガイドライン(令和2年6月改訂版) 高齢者医療課にて一部改変

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