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「かかりつけ医」の制度・環境の整備について〈議論の整理〉 (11 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/
出典情報 「かかりつけ医」の制度・環境の整備について(議論の整理)(11/8)《健康保険組合連合会》
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保険者による国民・患者の支援例(かかりつけ医との協働・連携)
 国民・患者がかかりつけ医との結びつきを強め、納得して医療を受けられるよう、保険者
として自らの判断で保健事業等を工夫する。結果として医療が適正化される。
重複・頻回の処方や検査
ポリファーマシー

ハイリスク未受診
継続治療の中断
頻回受診

全加入者

生活習慣病等

レセプト分析で処方変更
等を検討すべき患者がい
た場合、かかりつけ医に
方法
照会し、オンライン資格
(例)
確認の医療情報や電子処
方箋等を活用し、かかり
つけ医の責任で一元的に
管理してもらう。

レセプトデータや
健診結果等から、
受診勧奨または適
正化の必要がある
加入者を抽出し、
かかりつけ医から
加入者教育を実施
してもらう。

医療機関と取り決め
や委託契約を締結し、
かかりつけ医に健
診・保健指導を実施
してもらう。
(医師会や病院団体
等との集合契約等も
考えられる)

保険者が患者の病態
変化をより詳細に分
析・集計できるよう、
かかりつけ医から検
査値等の診療データ
を提供してもらう。

対象

保険者
タイプ
(例)

全保険者

全保険者

全保険者
※集合契約は、一定
の地域に加入者が集
中する保険者を想定

全保険者

生活習慣病
感染症等
地域や職場における
生活習慣病や感染症
等の状況について、
かかりつけ医と情報
を共有し、加入者に
重症化予防や感染対
策を指導してもらう。
一定の地域に加入者
が集中する保険者や
職場環境に特徴のあ
る保険者

国民・患者がかかりつけ医を選んでも、保険者が把握できなければ協働・連携が困難

国民・患者が自分のかかりつけ医を「登録」する仕組みが有用
※登録の具体的な方法や管理の主体等については、今後の課題

健康医療全般にわたる情報の一元化や調整窓口となることを想定した場合

登録するかかりつけ医は「1人」とすることが考えられる
※登録した医師を通さずに他を受診することは妨げない 10