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「かかりつけ医」の制度・環境の整備について〈議論の整理〉 (10 ページ)

公開元URL https://www.kenporen.com/press/
出典情報 「かかりつけ医」の制度・環境の整備について(議論の整理)(11/8)《健康保険組合連合会》
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保険者による国民・患者の支援例(かかりつけ医に関する情報提供)
 国民・患者が自らの置かれた状況に応じ、希望に沿ったかかりつけ医を持つことができる
よう、行政による医療機能情報提供制度の充実等に加え、保険者として支援することが考
えられる。
かかりつけ医がいない国民・患者
地域の医療機関が有する機能
を公開し、加入者が自ら情報
方法
にアクセスできるように支援
(例)
【プル型】

加入者が希望した場合、個人が特
定されないかたちで医療ニーズを
医療機関が確認できるようにし、
手を挙げた医療機関を加入者へ個
別に紹介【プッシュ型】

かかりつけ医がいる国民・患者
成功事例を収集し、情報を共有
する【満足度調査】
かかりつけ医の変更を希望する
場合は適宜支援

保険者が加入者に対して医師・医療機関に関する情報提供を行う際
一定の条件を満たすことが公的に認定された医療機関を推奨したい
 医師の認定については、医療団体による研修や総合診療専門医の枠組みが既にある。
 医療機関の認定条件としては、かかりつけ医機能に関する適切な研修を修了した医師
または総合診療専門医の配置、地域医療連携の要としての役割に必要な情報インフラ
等の整備、付加的機能を含めて、かかりつけ医機能を実際に発揮した実績があること
等が想定される。
 かかりつけ医・医療機関ともに、地域医療連携のネットワークを有することが必須。
※ 認定の対象とする医療機関の範囲や認定の主体・方法等については、今後の課題。

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