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実-2○第24回医療経済実態調査について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183534_00010.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 調査実施小委員会(第55回 10/26)《厚生労働省》
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(1)調査の在り方について①(単月調査の経緯)
〇 令和2年度の損益状況は、新型コロナウイルス感染症による影響が大きいこと等を踏まえて、
令和元年、令和2年、令和3年のいずれかの月について、収益項目と費用項目をできる限り簡素
化したうえで、追加調査を実施することについて、事務局から提案。
(※) 新型コロナウイルス感染症の影響が少ないと思われる月単位の損益の状況についても、調査を行うことについて提案
をしたもの。
(参考)委員からの主な意見
○ 令和2年度の損益の状況のみでは、間違った解釈になる恐れがあるため、令和3年度以降の単月調査は実施するべき。
○ 新型コロナウイルス感染症の影響については、単月調査を実施すれば、他の調査と併せて分析することで、コロナを受け入れている医療機関
の実態は把握できると思うが、コロナを受け入れていない医療機関への影響をどう把握するか整理しておくべき。
○ 単月調査は年度調査よりも回答負担が大きく、回答率も低くなることが予想され、分析や解釈が難しい恐れがある。
○ 追加調査は負担が大きく、実施することで既存の調査の回答率も減少する恐れがある。
○ 回答率が低いことが予想され、中途半端な回答結果となる恐れがある。回答率が低い場合には分析は行わないなど、取扱いについて検討し
ておくべき。
○ 実施するならば、回答負担を考慮して、調査項目は可能な限り簡素化するべき。

〇 単月調査を実施するか否かについては、令和3年2月10日の中医協総会において、今後の新
型コロナウイルス感染症の発生状況を踏まえ、春頃を目処に決定することとされた。
○ 令和3年5月26日の中医協総会の時点においても、新型コロナウイルス感染症は依然として
収束しておらず、医療機関をとりまく状況が日々大きく変化している中で、直近2事業年度分のみ
ではなく、できる限り直近のデータを把握することには意義があると考えられることから、単月調
査を実施することとした。
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