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資料2 第4期がん対策推進基本計画に対する「がんの緩和ケアに係る部会」からの提案 (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28456.html
出典情報 がんとの共生のあり方に関する検討会(第7回 10/11)《厚生労働省》
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第4期がん対策推進基本計画に対する
「がんの緩和ケアに係る部会」からの提案について
第4期がん対策推進基本計画は「がん対策推進協議会」で別途議論されるが、
本部会における議論を踏まえ、以下のように提案してはどうか。

外来における緩和ケアについて
現状と課題




外来通院によるがん治療が増加していることから、入院だけでは無く外来通院においても、がん患者の苦
痛を緩和する体制の確保が必要である。そのため、がん診療連携拠点病院等の指定要件において、外来に
おける専門的な緩和ケアを提供する体制の整備を求めている。
がん診療連携拠点病院の現況報告書によると、全ての施設が緩和ケア外来を設定していると回答している。
また、多くの施設が、他の施設でがん診療を受けている、または受けていたがん患者を受け入れていると
回答している。
一方で、現況報告書によると、緩和ケア外来における新規診療症例数や、地域からの紹介患者数は極めて
少なく、外来での緩和ケアの提供が十分に進んでいない可能性がある。

今後の方向性


国は、外来における緩和ケアの提供体制、実績について現況報告書等で継続的に把握し、外来においても
全てのがん患者の苦痛の緩和が図れるよう、その提供体制を改善するための方策について引き続き検討す
る。

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