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予診票の確認のポイント Ver 8.0 (令和4年9月 29 日版) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/000928832.pdf
出典情報 予診票の確認のポイント Ver 8.0 (令和4年9月 29 日版) 《厚生労働省》
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認める方」については1「新型コロナワクチンの接種を受けたことがありますか。」もご参照ください。

※令和3年 11 月 30 日まで示されていた様式の予診票には6番「その病気を診てもらっている医師に今
日の予防接種を受けてよいと言われましたか。
」の質問項目がありますが、同年 12 月1日以降に示さ
れた様式では削除されています。

7 最近1か月以内に熱が出たり、病気にかかったりしましたか。
確認のポイント
罹患した疾病の種類によっては、免疫機能の低下や続発疾患の可能性も考えられますので、体
調が良くなってから、ワクチンを接種してください。麻疹など特に免疫抑制を認める疾患の場合
は、十分な免疫を付けるために4週間程度間隔をおくことが望ましいと考えられます。
また、新型コロナウイルス感染症の罹患歴がある場合は、初回接種、追加接種にかかわらず、臨
床的に回復していれば、接種は可能です。
(解説)
麻疹など特に免疫抑制を認める疾患の場合は、十分な免疫を付けるために4週間を目安として間隔をおくことが望ま
しいですが、一方で、特に免疫抑制が認められない疾患の場合は、体調が良くワクチン接種を希望する際には、治癒か
ら接種までの間隔をおかなくても、ワクチンを接種することができます。
新型コロナウイルス感染症の罹患については、初回接種、追加接種にかかわらず、隔離が解除され、体調が回復して
接種を希望する際には、その治療内容や感染からの期間にかかわらず接種することができますが、初回接種を終えた後
に感染した方では、感染してから3回目追加接種までの間隔については、暫定的に3か月を一つの目安としています。
また、モノクローナル抗体による新型コロナウイルス感染症の治療を受けた場合も、本人が速やかにワクチン接種を
希望する場合には、必ずしも一定期間を空ける必要はありません。本人が治療内容を記憶していない場合も同様です。
米国 CDC は、過去にモノクローナル抗体の投与を受けた方も、接種を延期する必要はないとしています(※)

(※)
CDC. COVID-19 Vaccination Clinical & Professional Resources – Interim Clinical Considerations for Use of
COVID-19 Vaccines Currently Approved or Authorized in the United States
https://www.cdc.gov/vaccines/covid-19/clinical-considerations/interim-considerations-us.html#covidvaccines 2022 年9月2日更新

8 今日、体に具合が悪いところがありますか。
確認のポイント
予防接種は体調の良い時に接種していただくことが基本です。
被接種者が何らかの軽い不調を訴えている場合も、予診医が接種可能と判断する場合は、接種
が可能です。

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