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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (8 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022201.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第102回 9/22)《厚生労働省》
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モニタリング項目

グラフ

9 月 22 日 第 102 回モニタリング会議のコメント
イ)都は、33 か所、13,195 室(受入可能数 9,300 室)の宿泊療養施設を確保し、東京都医師会・東京都病院協会
の協力を得て運営している。50 歳以上の方、重症化リスクの高い基礎疾患のある方及び重症化リスクの高い方

⑥ 入院患者数

や妊婦と同居していて早期に隔離が必要な方を優先して、入所調整を行っている。
ウ)国は、高齢者等重症化リスクの高い方を守るため、9 月 26 日以降、全国一律で発生届の対象を 65 歳以上の
方、入院を要する方等に限定することとした。また、医療機関は、年代別の新規陽性者数を保健所に報告する
こととなった。都においても必要な準備を進め、適切に対応することとしている。
東京都は、その時点で、人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数を重症患者数とし、医療提供体
制の指標としてモニタリングしている。
東京都は、人工呼吸器又は ECMO による治療が可能な重症用病床を確保している。
重症用病床は、重症患者及び集中的な管理を行っている重症患者に準ずる患者(人工呼吸器又は ECMO
の治療が間もなく必要になる可能性が高い状態の患者、及び離脱後の不安定な状態の患者等)の一部 が
使用する病床である。
人工呼吸器又は ECMO を使用した患者の割合の算出方法: 6 月 14 日から 9 月 19 日までの 14 週間に、新たに人
工呼吸器又は ECMO を使用した患者数と、6 月 14 日から 9 月 12 日までの 13 週間の新規陽性者数をもとに、その割

⑦ 重症患者数

合を計算(感染してから重症化するまでの期間を考慮し、新規陽性者数を 1 週間分減じて計算している)

⑦-1

(1) 重症患者数(人工呼吸器又は ECMO を使用している患者数)は、前回の 26 人から 9 月 21 日時点で 21 人
となった。また、重症患者のうち ECMO を使用している患者は 1 人であった。
(2) 今週、新たに人工呼吸器を装着した患者は 11 人(前週は 22 人)、人工呼吸器から離脱した患者は 11 人(同
22 人)、人工呼吸器使用中に死亡した患者は 3 人(同 4 人)であった。
(3) 9 月 21 日時点で重症患者に準ずる患者は 90 人(前回は 105 人)であった。内訳は、ネーザルハイフローに
よる呼吸管理を受けている患者が 42 人(同 51 人)、人工呼吸器等による治療を要する可能性の高い患者が 40
人(同 46 人)、離脱後の不安定な患者が 8 人 (同 8 人) であった。
(4) 今週、人工呼吸器を離脱した患者の、装着から離脱までの日数の中央値は 6.5 日、平均値は 7.1 日であった。
【コメント】
重症患者数は 20 人台、オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は 20%前後で推移している。重症
患者数が緩やかな減少傾向にある中、重症患者に準ずる患者は 90 人と依然として高い値で推移している。
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