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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (3 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022201.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第102回 9/22)《厚生労働省》
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モニタリング項目

グラフ

9 月 22 日 第 102 回モニタリング会議のコメント
ア)新規陽性者数に占める割合は、40 代が 16.9%と全年代の中で最も高く、次いで 30 代が 16.8%となった。
また、10 代以下の割合が 29.1%と 4 週間連続して上昇しており、動向を注視する必要がある。
イ)若年層及び高齢者層を含めたあらゆる世代が感染によるリスクを有しているという意識を、都民一人ひと
りがより一層強く持つよう、改めて啓発する必要がある。

①-3
①-4

① 新規陽性者数
①-5
-ア
①-5
-イ

(1) 新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者は、前週(9 月 6 日から 9 月 12 日まで(以下「前週」という。)
の 6,196 人から、今週は 5,019 人に減少し、その割合は 8.9%となった。
(2) 65 歳以上の新規陽性者数の 7 日間平均は、前回の約 810 人/日から 9 月 21 日時点で約 598 人/日に減少し
た。
【コメント】
新規陽性者数に占める 65 歳以上の高齢者数とその割合は減少傾向にあるものの、高齢者施設における集団
感染事例が、継続して報告されている。高齢者は、重症化リスクが高く、入院期間も長期化することが多いた
め、家庭内及び施設等での徹底した感染防止対策が重要である。

(1) 今週、感染経路が明らかだった新規陽性者の感染経路別の割合は、同居する人からの感染が 75.7%と最も多
かった。次いで施設(施設とは、「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院、保育所、学校等の教育施
設等」をいう。)及び通所介護の施設での感染が 16.4%、職場での感染が 3.3%であった。
(2) 第 6 波以降、新規陽性者数の 7 日間平均が最も少なかった 6 月 14 日から 9 月 11 日までに、都に報告があ
った新規の集団発生事例は、福祉施設(高齢者施設・保育所等)1,708 件、学校・教育施設(幼稚園・学校等)
74 件、医療機関 207 件であった。
【コメント】
ア)発熱や咳、咽頭痛等の症状があるなど、体調不良時には、まず、外出、人との接触、登園・登校・出勤を控
え、症状が軽い場合は、余裕をもって、かかりつけ医、発熱相談センター、#7119 又は診療・検査医療機関に
電話相談し、特に、症状が重い場合や、急変時には速やかに医療機関を受診する必要がある。
イ)今週も複数の保育所・学校等で、施設内感染の発生が報告されており、基本的な感染防止対策を継続する必
要がある。
ウ)80 代以上は、施設で感染した割合が 63.2%と高い値となっている。高齢者施設等における感染防止対策の
徹底が必要である。
エ)会食は換気の良い環境で、できる限り短時間、少人数とし、会話時はマスクを着用し、大声での会話は控え
-3-