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04 専門家によるモニタリングコメント・意見 (7 ページ)

公開元URL https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022201.html
出典情報 東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第102回 9/22)《厚生労働省》
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モニタリング項目

グラフ


⑤ 救急医療の東京
ルールの適用件数

⑥-1

9 月 22 日 第 102 回モニタリング会議のコメント
東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、前回の 118.1 件/日から 9 月 21 日時点で 117.3 件/日となった。
【コメント】
ア)東京ルールの適用件数の 7 日間平均は、減少傾向にあるものの、高い値で推移しており、救急医療体制が未
だ影響を受けている。
イ)救急搬送においては、搬送先決定までに時間を要しており、救急車が病院へ患者を搬送するまでの時間は改
善傾向にあるが、過去の水準と比べると大きく延伸したままとなっている。
(1) 9 月 21 日時点の入院患者数は、前回の 2,661 人から、2,148 人に減少した。

(2) 今週新たに入院した患者は、前週の 1,450 人から 1,068 人に減少した。また、入院率は 1.9%(1,068 人/今週
の新規陽性者 56,111 人)であった。
(3) 都は、病床確保レベルをレベル 2(7,262 床)としており、9 月 21 日時点で稼働病床数は 6,862 床、稼働病床
数に対する病床使用率は 31.3%となっている。
【コメント】
ア)入院患者数は、2,148 人に減少したが、新型コロナウイルス陽性患者には、通常の患者より多くの人手、労力
と時間が必要である。医療機関への負担が長期化し、通常医療への影響が残っている。
イ)入院調整本部への調整依頼件数は、9 月 21 日時点で 62 件と減少し、状況は改善している。

⑥ 入院患者数
⑥-2

9 月 21 日時点で、入院患者の年代別割合は、80 代が最も多く全体の約 32%を占め、次いで 70 代が約 20%で
あった。
【コメント】
入院患者数は減少傾向が続いているが、入院患者のうち 60 代以上の高齢者の割合は約 77%と高い値のまま推
移しており、今後の動向を注視する必要がある。

⑥-3

検査陽性者の全療養者数は、前回の 80,242 人から 9 月 21 日時点で 61,574 人となった。内訳は、入院患者 2,148

⑥-4

人(前回は 2,661 人)
、宿泊療養者 1,657 人(同 2,258 人)、自宅療養者 26,268 人(同 32,678 人)、入院・療養等
調整中 31,501 人(同 42,645 人)であった。
【コメント】
ア)全療養者に占める入院患者の割合は約 3%、宿泊療養者の割合は約 3%であった。約 94%の療養者が自宅療
養(入院・療養等調整中を含む。)を行っている。
-7-