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資料1 医師偏在指標について (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28116.html
出典情報 地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ(第7回 9/21)《厚生労働省》
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診療科別医師偏在について
第4次中間取りまとめ

医療従事者の需給に関する検討会 需給分科会 第4次中間取りまとめ

・ 診療科別の医師偏在については、基本的対応として、まずは診療科と疾病・診療行為との対応を整
理する必要があり、検討のための時間を要する。
・ しかしながら、特に周産期医療、小児医療は、医療計画上、政策的に医療の確保を図るべきものと
して位置づけられており、一方で産科・産婦人科、小児科の医師数は、医師全体に比べ増加割合が少
なく、労働時間も長時間となる傾向にあることから、地域偏在に早急に対応する必要がある。また、
一定の前提の下、診療科と疾病・診療行為との対応を現時点で整理することが可能である。こうした
観点から、暫定的に、産科、小児科について診療科別医師偏在指標を示し、地域偏在是正に向けた対
応等を行うこととする。

産科・小児科以外の診療科別の偏在指標の算出について

・ 医師偏在指標を診療科別に算出するためには、それぞれの診療科について、標準化医師数及び患者
数が必要となる。診療科別医師数は三師統計により把握可能であるが、労働時間(医師の勤務実態調
査)については診療科によってはサンプル数が十分ではない。また、患者数(患者調査の受療率)
は、診療科別ではなく傷病名別となっており、傷病名と診療科の対応関係は明確でない。このため、
診療科別の偏在指標の算出は、現時点では困難である。

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