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【資料4】医薬・生活衛生局からの定期報告 (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27999.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第9回 9/14)《厚生労働省》
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No.※2

一般名

改訂内容

薬効分類

改訂理由

成長ホルモンは、インスリン感受性を低下させるため、本剤の投与により
血糖値、HbA1c の上昇があらわれることがある。定期的に血糖値、
HbA1c 等を測定し、異常が認められた場合は、投与量の減量又は一時
的な投与中止等、適切な処置を行うこと。特にターナー症候群において
は、耐糖能の低下を合併することがあり、経過を注意深く観察すること。
〈骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群における低身長〉
(削除)
経口ブドウ糖負荷試験等の定期的な検査により、耐糖能の観察を十分に
行うこと。
〈成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)〉
〈成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る)〉
本剤の投与により血糖値、HbA1c の上昇があらわれることがあるため、 (削除)
定期的に血糖値、HbA1c あるいは尿糖等を測定し、異常が認められた場
合には投与量の減量あるいは投与中止を考慮すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
(新設)

9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
糖尿病患者、耐糖能異常のある患者又は糖尿病の危険因子を持つ患者
糖尿病患者では、投与開始前に血糖(血糖値、HbA1c 等)及び糖尿病合
併症(糖尿病網膜症等)の病勢をコントロールしておくこと。投与開始後は
定期的に血糖値、HbA1c 等を測定し、また、糖尿病合併症(糖尿病網膜
症等)を含め、患者の状態を注意深く観察すること。必要に応じて、糖尿病
用薬の投与量の調整を行うこと。投与開始後に糖尿病の症状の顕在化又
は悪化が認められた場合は、本剤の投与量の減量又は一時的な投与中
止等、適切な処置を行うこと。
耐糖能異常のある患者又は糖尿病の危険因子を持つ患者(肥満、家族歴
に糖尿病を持つ患者等)では、慎重に観察すること。糖尿病が顕在化する
ことがある。

10. 相互作用
10.2 併用注意

10. 相互作用
10.2 併用注意

薬剤名等
インスリン

臨床症状・措置方法
インスリンの血糖降下
作用が減弱することが
ある。

機序・危険因子
成長ホルモンが抗イン
スリン様作用を有する
ため。

薬剤名等
糖尿病用薬(インスリン
製剤、ビグアナイド系薬
剤、スルホニルウレア
剤、速効型インスリン分
泌促進薬、α-グルコシ
ダーゼ阻害剤、チアゾリ
ジン系薬剤、DPP-4阻
害剤、GLP-1 受容体作
動薬、SGLT2 阻害剤
等)

5

臨床症状・措置方法
機序・危険因子
本剤投与により、血糖 成長ホルモンがインス
値が上昇することがあ リン感受性を低下させ
る。定期的に血糖値、 るため。
HbA1c 等を測定し、こ
れらの薬剤の投与量の
調整を行うこと。

直近3年度の国内外の副作用症例
の集積状況 【転帰死亡症例】