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資料5 祖父江参考人提出資料 (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27784.html
出典情報 がん対策推進協議会(第80回 9/5)《厚生労働省》
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飲酒のロジックモデル
アウトカム
(飲酒)

アウトプット
(行動・環境)

プロセス
(取組・対策)

生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者(一日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上の者)
の割合の減少 未成年者の飲酒をなくす 妊娠中の飲酒をなくす アルコールに起因する健康障害などの減少
*アルコールに起因する健康障害:アルコール依存症、アルコール性肝疾患、アルコール健康障害に関連する飲酒運転・暴力・虐待・自殺等
(他者への悪影響含む)

【個人】

【環境】

飲酒に伴うリスクに関する知識及びアルコール依存症に対
する認識の向上
自動車教習所における飲酒運転防止に係るカリキュラム
の履行率上昇
アルコール健康障害に関連する飲酒運転・暴力・虐待・
自殺等(他者への悪影響含む)の減少
アルコール性肝疾患による受診者・死亡者の低減

アルコールの有害使用の社会格差の縮小
飲み放題を提供している飲食店の減少
酒類業界における広告・宣伝に関する自主基準の違反率減少
酒類業界における交通広告の全面自粛
酒類業者における酒類販売管理研修の受講率向上
販売価格の適正化
アルコール依存症専門医療機関の全都道府県整備
地域において、アルコール健康障害を有している者とその家族が適切な支援を受け
られる体制を構築
飲酒に関するガイドライン策定

【個人アプローチ】

【環境アプローチ】

依存症患者のモニタリング(AUDIT15点以上(依存症のレベル・8点以上
(飲酒関連問題があるレベル))
成人におけるheavy episodic drinkingのモニタリング
学校教育・職場教育・家庭への啓発
自動車教習所への啓発
アルコール健康障害に関連して飲酒運転・暴力・虐待・自殺未遂等をした者に対
する指導
健康診断及び保健指導におけるアルコール使用障害スクリーニングとブリーフイン
ターベンションの実施評価
アルコール依存症患者の受療率向上

酒類業界における広告・宣伝に関する自主基準の厳守
酒類業者・風俗営業等における未成年者への販売・提供禁止の徹底・指導・取締りの強化
酒類業者における酒類販売管理研修の定期的な受講
致酔性、依存性等の酒類の特殊性を踏まえた販売価格設定
酒類を飲用等した少年の補導の強化
アルコール依存症の治療等の拠点となる医療機関の整備・医療連携
地域における相談支援体制の明確化
社会復帰(就労および復職、依存症からの回復)の支援
自助グループや民間団体の活動に対する支援

【セッティング】
保育所・学校における対策(教育・広報・啓発)
職場における対策(教育・広報・啓発)
地域における対策(健康診断・保健指導、相談支援、専門医療機関、自助グループ、広告・表示・販売・提供・少年補導)
赤太字:主目標項目 赤字:副目標 緑字:開発中の目標 黒字:研究途上の目標

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